若手の執念

西武3連戦の最終戦は3-1で勝利。

 

14時開始で遅かったのと試合展開で7回の守備までしか観戦できなかったのですがひとまずは勝ってて一安心した試合でした。

 

藤井はなかなかフォークが低めに決まらずランナーを背負う事の多いピッチングでしたが味方が点を取った直後は3者凡退に抑えるなど流れを相手に渡さなかったのがよかったですね。

 

欲を言えばもう1イニングいってほしかったところですがあの調子なら降板もやむなしでしょうか。

 

なんだかんだでチームトップの4勝目と先発転向1年目にしてはよくやっているのではないでしょうか。

 

何事も経験。

 

課題もまだまだありそうですが今後の更なる飛躍に期待したいです。

 

リリーフではルーキー大津の序列が上がってきたのを感じます。

 

まぁ安定感ありますもんね。

 

松本もいない現状だとこのまま勝ちパターンに定着しそうな感じですが個人的には先発でもいけそうな投手ですね。

 

今年はリリーフだと思いますが来年以降は先発に挑戦させてもいいのかなと思います。

 

先発は今のホークスのウィークポイントなのでいい投手はどんどん先発に挑戦させていかないと今後更に苦しくなっていきそうです。

 

そして野手陣の方はチャンスを何度もふいにしたクリーンアップはもう論外として野村と川瀬が目を引きました。

 

野村は昨日はヒット放ちながらもバントミスとサインミスで途中交代で悔しい思いをしましたがこの日もスタメン。

 

監督は怒りながらもやっぱ大樹に期待してるんだなとファンとしても安心しました。

 

1打席目で四球を選ぶとそれが先制点のきっかけとなりました。

 

その後2打席もヒットは出ませんでしたがいい内容の打席でした。

 

特に3打席目はエラーでの出塁となりましたがしっかりとボールをひきつけて強打できていたので逆方向でもあれだけの強い打球がとんだことでエラーを誘えました。

 

そのエラーがなければ川瀬のあのセーフティスクイズは生まれませんでした。

 

 

2アウト満塁でのセーフティスクイズがどんだけ難しいことか…

 

そしてここで1点をとる事の重み。

 

川瀬の成長を感じずにはいられません。

 

コーチからファーストの守備位置が深いから狙ってもいいとは言われていたようですがそれを決めるのは決して簡単ではありません。

 

KBCのゲスト解説だった鳥越さんによるとバント自体にもフェイントが入っていたようで森脇は一瞬逆をつかれているんですよね。

 

もしファールになっても持ち前の粘りでどうにかすればいいと覚悟を決めてのセーフティスクイズだったようです。

 

去年から打撃にはかなり粘りが出てきていて中村晃のようなバッティングスタイルになりつつあり今のホークスではかなり貴重な存在になりつつあります。

 

元々守備も悪くなかったのですがこの数年で更にうまくなり内野はほぼこなせるまでに成長。

 

牧原がいない今はセカンドでの起用が続いていますがレギュラーをとれてもおかしくないくらいの実力がつきつつあるという感じはしますね。

 

野村大樹と川瀬は1年1軍で使い続けて欲しいと思います。

 

気持ちがすごく入っているいい選手ですし一つ一つのプレーに執念を感じました。

 

もう来年いない可能性が高い助っ人よりもこういう選手を出場させた方がホークスの未来に繋がります。

 

あとは1番2番の中村・今宮コンビが揃って猛打賞と率を上げてきています。

 

今宮はセンターから逆方向への打球が増えたので去年と同じような感じになってきましたね。

 

もっと率が上がってくるようだと怖い存在になります。

 

普通はこんだけ1番と2番が出塁したら3-1ってスコアにはならないんですがね…

 

ギータは西武戦は無安打とついに絶好調はついに終わってしまいましたかね。

 

内容もあまりよくなかったのでちょっと心配ですが西武バッテリーがうまく攻めたというのもあるのでまだ分かりません。

 

最後にKBCでゲスト解説していた鳥越さんが結構ズバズバと正論をいうのがよかったです。

 

送りバントを成功させた甲斐にももうちょっと全力で入るべきだとかベンチで談笑していた三森にはゲームに入れてない、声を出してチームを鼓舞すべきと一喝。

 

去年まで所属していたロッテは若手が躍動しておりここまで1位と好成績。

 

常勝の礎を築いたのはやっぱ鳥越さんの指導あってこそ。

 

早くホークスに戻ってきてくれないかな…そう思わずにはいられませんでした。

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