交流戦前の3タテ返しを狙ったロッテとの12回戦は6-6での引き分け。
勝利まであと1人のところできていましたがそこから逆転3ランをオスナが被弾。
もう負けかと思いましたが近藤の2ベースをきっかけに中村のファースロゴロの間に1点をとって同点とし延長の末に引き分けとなりました。
勝てたのにと負けなくてよかったが交錯するなんとも言えない試合でした。
なお延長に入ったせいで試合を最後までみることができなくなりました…
目次
不運なモイネロ
6回を114球で3失点も自責は1と試合は作りました。
調子自体は悪かったと思いますがかなり不運なヒットが多かった印象。
あれが抜けるのかとか内野と外野の間に落ちるポテンヒットとか、それに加えて味方のエラーで失点してしまいました。
特に廣瀬の送球エラーでのテイク2ベースでの2失点が重すぎましたね。
あれが無ければ勝ててたはずです。
確実に1個アウトとるだけでもよかったとは思うんですよねあの場面…
目の前のプレーに必死すぎて状況判断はまだまだといったところでしょうか。
今宮が2塁に投げずにそのままファースト送球でもよかったのでしょうが今宮の態勢からではその判断は厳しいか…
とは言え廣瀬もその前にビッグプレーをして失点を防いでいるのでこれでトントンと言ったところ。
…と思いましたがその次の打席で四球を選んだまではよかったものの佐藤のセカンドライナーに飛び出してダブルプレーもとられているんですよね。
トータルするとマイナスかも…とはルーキーに失敗はつきもの。
全てが経験、ゴールデングラブを何度も取った今宮や松田でも最初はこんな感じでした。
全てを糧にして大きく育て廣瀬!
とは言え、調子が悪いながらもここまでゲームを作っていたモイネロにとってはなにもかもが不運だったとしか言いようがないですね…
いい所で打ったのに
廣瀬の話をしましたがこのスタメンだった佐藤も評価の上げ下げが激しかったですね。
7回裏に勝ち越しとなる2ベースを放ちヒーロー目前でしたが試合は延長戦へ。
ここまでならヒーロー逃したね、終わった話だったのですが12回にランナー入れ替わりで1塁に残るとそこで牽制死。
足が武器の選手は塁にいるだけで相手にプレッシャーをかけられるのに何をしているんですかね…
盗塁を警戒させてストレート投げされば今の周東なら仕留められるんですよね。
サヨナラのチャンスを一瞬で潰すプレーに多くのファンはがっかりしたことでしょう。
小久保監督も佐藤らしいとコメントしていましたがこれを短期決戦でやられると流れを一気に持っていきかねないので使いずらくなってしまいます。
たまにはこういう事もあるとは思うんですが佐藤は去年まででもこういう事が多かったから戦力外になったんですよ…
身体能力の高さは誰もが認めるところであり今年はそれに加えて三振が減りミート力も向上しています。
間違いなく1軍でやれるだけの力はつけているのですがどうも野球脳というかそういうところが少し足りないのかなというプレーが散見されるのが気になります。
廣瀬はルーキーですしまだ目を瞑れますが佐藤はプロ5年目です。
そろそろそういう所も治していくかそれが気にならないくらいのプレーをたくさんしないと今後生き残れない気がします。
不安なオスナ
今ホークスの最大の心配事は守護神オスナですね。
勝てた試合だったんですけどね…
本人が1番ショックを受けているでしょうし監督も彼が打たれたらしょうがないとコメントしています。
ファン的にはもう何度目だよと言いたくはなるんですけどね。
去年までと別人すぎるのでね。
ただ4月の不調とは違い球速はでて空振りを取れる場面も増えてはいます。
あとはコントロールですかね。
無駄な四球が逆転に繋がってしまいました。
ただまぁ監督は変えずにこのままいくでしょうね。
個人的には最短でいいので1度ファーム調整でもいいと思うのですが…
守護神になったとたんにピッチングが変わる選手も多いですしそれだけ特別なポジションなので簡単には変えられないですかね。
なんにせよオスナの完全復活は優勝への大きな戦力なのでもう少し見っ守りたいところです。
救いはチームが強くて負けなかった。
普通はあそこで逆転されたら負けますからね。
2位の日ハムは負けて遂に10ゲーム差。
6月に2位と10ゲーム差をつけたチームの優勝確率は過去100%で新人監督では初の快挙です。
慢心せずこのままペースを保ってほしいですね。
他チームのローテ状況を見るとエース級をホークスにぶつけるのが多くなりそうなので厳しい戦いは続きそうです。