7カード連続の勝ち越しをかけたオリックスとの9回戦は5-1で快勝。
大関が8回1失点の好投に栗原が先制2ランを含む3安打3打点の活躍でした。
これで7カード連続の勝ち越し&オリックスの自力優勝が消滅。
自力優勝消滅とかはまだ気にするような時期ではありませんがホークスの現状での強さは把握できますね。
目次
大関が久々のHQS
ここ2試合は5回での降板が続いていた大関ですがこの試合では初回に太田にソロを許した以外には安定したピッチング。
8回はさすがに疲れたのか四球とヒットでピンチを招きましたがきっちりと抑えて無傷の5勝目。
毎年安定したピッチングを披露しながらも病気での離脱が多く2桁勝利は未だ経験なしですが今年は慎重な起用法もあってかここまでは順調に勝ちを積み上げていけてます。
150キロを超える球速はでなくなっていますが打球がとばない重い球質とコントロールが武器の投手。
もってる能力的にはとっくにエースになっていてもいいのですが前述のとおり病気での離脱が2年続いた不運で成績は伴っていませんね。
今年は開幕ローテを任されたまにローテを外れながらもここまで無傷の5勝とチームをしっかりと支えてくれています。
このままペースで勝てれば初の2桁勝利も見えてきそうです。
イニングを食える能力は元々もっているのでホークスの先発の柱になってほしい投手の1人です。
板についてきた3番
6月は5月と比べると不調だったと言える栗原ですがこれが不調だとしたら好不調の波はかなり小さくなったと言えそうです。
3番になってからは初回のチャンスはあまり活かせていないイメージでしたがこの試合では先制の2ラン。
大関が好投したのでこれが決勝点。
7回にはトドメとなるレフトへの2ベースタイムリーヒットの猛打賞でヒーローとなりました。
3番としては柳田の後釜としてはちょっと物足りない感じはありましたがこの試合のような感じで打ってくれると3番として十分脅威。
大怪我で少し遅くなりましたが主力として完全に一本立ちできそうなシーズンになりそうです。
先を見据えた采配
6回の1点を追加した後の攻撃で正木がヒットで続いた後に前日猛打賞で1打席目でヒットを打っていた廣瀬には送りバントのサイン。
正直、いや打たせろと思っていたら案の定、バント失敗でチャンスを潰してしまいました。
かなり悔しそうにしていた廣瀬はバントの練習するんでしょうね…
慶応トリオは全員バント失敗を今年は経験。
試合後の監督のコメントを見ると何の考えなしに送りバントのサインを出したわけではないようで感心しました。
今後絶対に必要になるから試合で失敗して練習での意識を変えさせたかったみたいです。
確かに試合で失敗すると練習での意識も変わりますよね…
目の前の勝利だけでなくこの後の事も考えた采配は現状での余裕もなければできません。
試合にも勝ち、若手の育成も同時に進行する。
こうやって采配への疑問も試合後のコメントで応えてくれますし、思ってた以上に小久保監督はメディアをうまく使い選手のやる気をあげるのもうまいのがすごいですね。
6月27日の予告先発
ホークスは東浜、オリックスは宮城です。
ホークスは数字以上に不安が多い東浜が先発。
石川の次に投げてみないと分からない投手ですがOP戦の頃のようなピッチングをしてくれれば勝てるはず。
隔年投手なので今年はやってくれそうなんですけどね…
相手先発は故障明けの宮城が復帰後初先発。
今季対戦は1勝1敗で前回は1失点完投を許していますが開幕戦では勝てました。
さすがに復帰戦で多くの球数を投げる事はしないと思うので球数を放らせてリリーフ勝負に持ち込みたい試合です。