長くいたホームを離れ敵地でのオリックスとの8回戦は7-2で快勝。
エース有原が7回途中までノーノーの8回2失点、ルーキー廣瀬はプロ初の猛打賞に好守を披露と活躍し3連覇中のオリックスを完全に追い込みました。
仕事で全く試合は見られなかったので簡単な感想になります。
目次
エースのピッチング
有原は安定の8回2失点でリーグ単独トップの7勝目。
7回途中までノーノーピッチングとオリックスにつけ入るすきを与えませんでしたが太田の初ヒットから4連打で2失点してしまいました。
ズルズル失点してもおかしくありませんでしたがそこで止めるのはさすがといったところ。
1点のリードを保ったまま7回を終わる事ができました。
追いつかれるのとリードを保つではだいぶ変わりますからね。
長いイニングを食ってくれてしかも勝てる。
これをエースと呼ばずになんと呼ぶのでしょうか。
攻守に活躍のルーキー
前の試合では課題もあるという感じでしたが試合に出るごとに成長を感じさせるルーキーの廣瀬。
2軍で牧原が試合に出始めたので1軍復帰も近そうですがそれに負けじと猛アピールな試合となりました。
3回にはチーム初ヒットとなるラッキーなヒットから先制点を演出し5回には流してライト前ヒット、8回にもダメ押しとなるタイムリーでプロ初の猛打賞を記録。
過去のインタビューでは今はヒットを打つことに集中して繋げる意識が強いようですがホームランへのこだわりはもっているとのこと。
今はとにかくプロの1軍の球に慣れていく段階なのでしょう。
2軍でも最初は苦労していたようですが1ヶ月くらいで慣れて結果が出るようになって1軍昇格してますからね。
1軍でもそろそろ1ヶ月経ちますが初ヒットこそなかなか出ませんでしたがそれ以降は3割以上は打っているのではないでしょうか。
1ヶ月で順応できるとは適応力高いルーキーですね。
守備も牧原ほどとはいきませんが全然見れるレベルの守備でこれからもっとうまくなるんじゃないかと思わせてくれます。
過去には井口や浅村、今でいえば牧のような攻撃も守備もレベルの高いセカンドになれる逸材だと思います。
これは牧原や三森もうかうかしてられませんね。
しかもこの2人にはない右で長打力のあるセカンド。
今までのホークスにはいなかったタイプのセカンドで待望の右の大砲でのレギュラー候補です。
試合にでることでどんどん成長するタイプのようですし牧原や三森が戻ってきても使い続けたくなるような選手になりました。
外野だけでなくセカンドのレギュラー争いも激しくなりそうです。
バントでホームラン?
試合を大きく動かしたのは6回の周東がランナーに出た後の今宮の送りバントでした。
今宮が送りバントをしますが1塁への送球が大きくそれてカバーに入った森もそれを取り切れずにボールが外野をてんてんとしている間にバッターの今宮もホームインで2点というなかなか見られないシーンでした。
森が捕りきれなかったのはカバーに入ろうとして逆側にボールがそれていったので仕方のないことだと思います。
悪送球をしたのが悪いのですがボールがシュート回転して森との進路の逆にボールがいったのも運が悪かったというか…
それまでは有原と曽谷での投手戦でしたがこれで流れがホークスに傾くことになってしまいました。
プロの試合ではなかなかお目にかかれないような貴重なシーンでしたね。
6月26日の予告先発
ホークスは大関、オリックスは東です。
ここ1カ月は安定したピッチングの続いている大関は現在2連勝中。
ですがここ2試合は共に5回でマウンドを降りるなどイニングは食えてはいません。
余力はあるようには思えるのですが…病気での離脱は多い投手ですがスタミナはある方だと思うんですよね。
なにか考えがあっての早目の降板なのでしょうか。
そうでないなら長いイニングを投げてほしいピッチャーではあります。
相手先発の東も現在2連勝中。
今季も1度対戦していえ5回を無失点と好投しています。
安定感はある両先発なので低スコアなゲーム展開が予想されますがオリックスはこの試合で負けると自力優勝の可能性が消滅するゲームでもあります。
ホークスは連続カード勝ち越しと勝率7割チャレンジですね。
どんなにゲーム差が離れようとM0になるまでは分からないというのをここ数年で分からされているので油断しているファンはいないでしょう。
着実に勝てる試合を拾っていってほしいと思います。
3戦目は宮城が予想されているのでここでカード勝ち越しを決めたいです。