連日のデーゲーム開催となった楽天との7回戦は7-3で勝利し連敗は阻止。
石川は見るからに不調でしたがリリーフ人が試合を立て直しての逆転勝利。
11安打7得点と中盤以降は完全にゲームを支配し完勝でした。
目次
リズムよく失点
投げてみないと分からない石川は今季3度目の先発でしたが初回から厳しい展開でした。
簡単に2アウトを取るも浅村四球からの2連打であっさりと2点を取られてしまいました。
続く2回も辰己、石原に連打とチャンスを作られるもここから3人打ち取り無失点。
3回も島内、鈴木に連打を浴びるもゲッツーで無失点と見てる方はヒヤヒヤでしたがここで崩れなかったのは地味にですがでかかったですね。
ピンチの後にチャンスありで同点にしてもらった後にあっさりと勝ち越しを許し送りバントを決められたところで交代となりました。
3回1/3で56球、被安打8、四球1、3失点と全くゲームは作れませんでしたがゲームをぶち壊さなかったのだけは評価。
正直言って5点6点、それ以上に取られれてもおかしくなかったですからね。
監督も3回まででの交代も考えてたようですし調子はほんとによくなかったんだなと思います。
こうなってくると今後の起用が難しくなるのですが1回の失敗で先発失格にするのはさすがに酷ですし、ローテの谷間で先発で投げるくらいが丁度いい落としどころかもしれませんね。
鉄壁リレー
石川が早々に降板となりましたがここから出てくるリリーフ陣の安定感がすごかったです。
まずはピンチの場面で登板した長谷川は小郷を三振、村林四球の後に浅村をサードゴロでピンチを切り抜けました。
小郷の場面ではまさかの全球スライダー勝負。
勇気のいるリードですねぇ…
低め低めにきっちり投げ込んで三振を奪いました。
村林には無理に攻めずに織り込み済みの四球だったようですがランナー貯めての浅村は普通に怖いと思うのですがなかなかの強心臓っぷりです。
楽天はチャンスでの上位打線がランナーを返せずに流れを手放してしまう恰好になってしまいました。
その後は杉山、ヘルナンデス、藤井、松本、津森と繋ぎ全員が無失点で楽天打線をシャットアウト。
松本投げさせる必要あったのかな…?って気はしますがまた登板間隔が空きそうだったからですかね。
これでリリーフ陣は25回2/3無失点とまさにリリーフ無双。
同時に酷使無双にもなりえそうなのだけが怖いですが倉野コーディネーターの手腕を信じるとしましょう。
中軸が打てば負けない
打線は2番ショートを川瀬に調子下降気味の川村を下げて中村晃を6番に起用し山川をDHにする布陣にしてきました。
動いてきましたね。
中村晃が結構な不調に見えたのでどうなるかと思いましたがこれが見事的中し1点差に迫るタイムリーを放ちました。
まだまだ本調子とはいかなさそうですがこれで調子を上げるきっかけになればいいなと思います。
栗原は一時同点となる犠牲フライと最低限の仕事はできましたね。
ですができればタイムリーが欲しかった…
長谷川がピンチをを凌ぐと9番三森がヒットで出塁、周東が2ベースでチャンスを拡大すると柳田がフェンス直撃の2点タイムリー2ベースで逆転。
さらに山川にもレフト線への2ベースで追加点と主軸がランナーをきっちり返して一挙3得点。
チャンスで主軸がランナーを返した楽天との差が勝敗を分けました。
柳田とやまくぁが打点を挙げた日は負けない神話はなおも継続。
いつかは終わるでしょうが主軸の活躍が勝利に直結するのは明白ですね。
地味に気になったのが近藤で最初の打席でヒットを放ちましたがその後はチャンスで進塁打も打てずに凡退が続きました。
ちょっと調子落ちてきた…?とか思っても次の試合では普通に打ったりするのであまり気にしなくてもいいのかもしれません。
そしてこの試合の打のヒーローは間違いなく周東でした。
3安打2打点1本塁打と大暴れ。
体調不良?からスタメンを外れる日も多かったですがしっかり戻ってきましたね。
元々振りはするどいバッターなのでホームランが出る事に驚きはないです。
こういう当たりも出せると相手に思われる方が打ち損じのゴロで内野安打が出やすくなりますからね。
ホームランの後にもきっちり逆方向へのヒットも放ったりと本来の役割も忘れてないのが好印象。
このままシーズンを走り切れれば12球団でも屈指の1番バッターになれそうです。
そうなれば最強のクリーンアップの組み合わせで相当破壊力の高い打線ができあがるのではないでしょうか。
周東は今季の最終成績が楽しみなバッターの一人です。
今後の日程
16日は移動日で試合がありません。
次はまたも西武との3連戦。
予告先発はまだ未発表ですが恐らく西武は先週のローテ通りなら青山でしょう。
ホークスは東浜かな。
西武の表ローテはかなり強力ですからね…
青山、武内、今井と当たる事が予想されます。
特に今井は今季3試合対決していますが1度も打ち崩せていません。
接戦に持ち込んでなんとかかんとかって展開ばかりです。
またリリーフ陣を多く使う事になりそうですが少しでも楽な展開を作れるように打撃陣に奮起してもらいましょう。