楽天3連戦の2戦目は3-1でのサヨナラ勝利でした。
大関が8回113球無失点の好投で勝利投手の権利を持ったままマウンドをモイネロに託しましたがこれが誤算。
先頭バッターを三振にとって今回は大丈夫かと思いきや次のバッターには四球。
ここで一気に暗雲がたちこめるも小深田をセカンドゴロで打ち取り2アウト。
浅村は深刻敬遠で2アウト1塁2塁の場面で4番の島内にはストレートの四球。
2アウトでランナー満塁のピンチもあっというまに2ストライクに追い込みなんとかなるかと思わせといて2球続けたカーブをキレイにレフト前に運ばれてしまい大関の5勝目は消えてしまいました。
今季は楽天と相性の悪いモイネロがまた打たれてしまいましたね。
森の復帰も近いという報道もでているのでこのままだと守護神はまた森ということになりそうです。
森がちゃんと抑えられるようになっていればの話ですけどね。
やっぱり森が無理というなら現在8回の男の又吉か他の若手投手に任せるかモイネロ続投となりそうですが個人的には甲斐野推しです。
まだ復帰して1回だけですが元々抑え志向の投手ですし前の試合のピッチングだけみれば適正はありそうです。
森が戻ってくるまでの間にどれだけ甲斐野が投げるか分かりませんが連投もきいて同様のピッチングができるのであればやらせてみて欲しいと思います。
他に適性がありそうなのは藤井ですかね…
安定感は他のリリーフより群を抜いていると思います。
ここまでの実績でいえば藤井でしょう。
モイネロはやはり9回は向かないってなりつつあるので森の復帰を機に8回に戻すのもありなのかなと思います。
これで大関は3週連続でリリーフに勝ち投手の権利を消されてしまい4勝どまりとなっています。
新人王争いは先発の場合はなんだかんだ勝利数がものをいうのでこの失った3勝はかなり痛いですね。
チームが勝ったのだけが救いでしょうが実績の少ない若手投手にとって勝利数は自信をつけるためにも必要なものなのです。
かつて大竹が同じような状況に陥って1軍で姿を見なくなってしまったので大関がそうならないかが心配ですが今のピッチングを続けていけば2桁は勝てるはずなので次回登板も頑張ってほしいと思います。
こういう背景があるので劇的サヨナラ勝利に沸いてばかりもいられなかったんですよね。
むしろ勝利は最低条件だったというか…
それにしても周東はよく打ったと思います。
中村の送りバント失敗で流れは最悪でしたがそれを帳消しにする一振り。
パは代表するストッパーの松井裕樹からのサヨナラホームランには胸を張っていいでしょう。
柳田はかなり状態が上がってきている感じなので今まで打てなった分を取り返す活躍を期待したいですね。
大関の勝利にはならなかったのだけが悔やまれる試合ですがこれで首位に立てました。
負ければまた2位ですが今季1度も勝ち越せていなかった楽天にカード勝ち越ししたのは大きいです。
19日の予告先発は和田なのでしっかり援護して日米150勝を達成させてあげてほしいですね。
早稲田の後輩の早川との投げ合いにも注目の1戦です。