ホームランの力

リーグ戦再開後最初のカードとなった楽天との初戦は9-4で勝利。

 

連敗をこういう形で止めたのはチームに勢いがでていいですね。

 

千賀と田中の防御率1点台同士のエースの投げ合いだったので投手戦が予想されていましたがいざ蓋をあけてみるとただの打撃戦でした。

 

正直千賀はエースのピッチングではなかったですが好投しても勝てないというのも多かったのでたまにはこういう日があってもいいとは思いますが調子が悪くても6回3失点でまとめてほしかったというのが本音です。

 

最後の1点は本当に余計でした。

 

四球2個からのタイムリーがなければ7回まで行けた可能性が高かったですしね。

 

3回の4点、5回の2点でほぼ勝負が決まったかなと思わせられたのに6回で1点返された事でまだいけるんじゃないかという思いを与えてしまったのはよくなかったですね。

 

そういった意味では8回の椎野もよくなかったですね。

 

過去の登板ではかなりいいピッチングをしていたので期待していたのですがリードのある場面ではまた脆さがでてしまいました。

 

正直又吉が併殺に打ち取れなければどうなっていたことか…

 

それとは逆に1軍復帰登板となった甲斐野は素晴らしいピッチングでした。

 

1年目の頃のようなピッチングでこれなら抑え候補と呼ぶにふさわしい内容でした。

 

自己最速の160キロも出ましたしストレートもゾーン内で勝負して空振りも奪えていました。

 

フォークがもっと落ちればいう事なしという感じでしたが今日のピッチングが多くできるならば守護神と呼ばれるようになる日も近いかもしれませんね。

 

打撃陣は2回までは3連敗中のチームらしい悲惨な攻撃でしたが牧原の3ランで全ての流れが変わりました。

 

初回にはギータの変態ホームランもでましたが千賀はすぐにリードを吐き出すどころか逆転まで許してしまいました。

 

それでもすぐに好調今宮からデスパ四球でランナーが溜まったところで5番に入った牧原が一振りで逆転してしまうのですから野球って面白いですね。

 

これをヤクルト戦では村上にやられたんですよ…

 

これがなければこの試合は千賀が壊して終わってたかもしれないと思うと怖いです。

 

グラシアルも流れにのって2者連続となるホームランを逆方向に放ち次の打席でも逆方向にホームラン。

 

ようやく打球が上がり始めましたね。

 

もともとヒットは出ていたので打率は3割近かったのでこれで長打力が備われば恐怖の6番打者の誕生です。

 

もう今年は調子がいいからと4番には据えなくていいんじゃないですかね…?

 

4番にはデスパイネが適任かと思います。

 

ヤクルト戦から復調の兆しが見えたんじゃないかと思ってたギータにもホームランだけでなく強い打球のヒットも出始め、依然の怖い雰囲気が少しだけ戻ってきた…ような気がします。

 

本当に復調したかはさすがにこの1戦だけでは分かりませんがいい傾向なのは間違いない気がします。

 

不調と言われていた中村晃にもホームランがでましたしこれは一気に全員好調に入る前兆…?

 

全員好調から全員不調は今年数回あったのであんまりやったーとはならないのですが打てる時にしっかり打って勝っておくのも今は大事かもですね。

 

18日の予告先発は大関と辛島の左腕対決。

 

前回はピリッとしない内容の大関でしたが試合を壊しはしませんでした。

 

ここ数試合相棒だった渡邉陸が2軍調整中なので誰と組むのかにも注目です。

 

海野にスタメンマスクをやらせてもいいと思うのですが果たして…

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