もう1週間ほどたちますが交流戦最終戦となったヤクルトとの試合は0-3で敗戦となり屈辱の3タテを喫しました。
和田が今季初めて6回を投げ切り8奪三振の好投。
今季1番の出来だったのではないでしょうか。
球数も今季最多の96球と先発としてまだまだできるというのを見せつける内容でした。
さすがに7回までは体力が持たなかったようですが球数が少なければ7回もいけそうではありますね。
和田は三振を取るタイプなのでどうしても球数がかさんでしまいますがこれが和田のスタイルなので仕方ないのでしょう。
絶好調だった村上からも三振を奪うなど本当に41歳かと思えるピッチングでした。
これだけのピッチングをしてくれたのにも関わらず打線が全く援護できすに和田に日米通算150勝を達成させてあげられなかったのは残念です。
1つ年上のヤクルトの石川が交流戦最多勝利を挙げたので並ぶチャンスでもあったんですけどね…
好投した投手を見殺しにするのは今季よく見る光景ですがもう現役生活が長くはないであろう和田でこれをされるとファンとしても残念でなりません。
ヤクルトの高橋も好投ではありましたがチャンスはありました。
とは言っても2アウトから2ベースとかばっかりで今のホークスではそのワンチャンスをものにできる選手はいないんでやっぱり厳しいです。
ノーアウトか1アウトからのチャンスでないと得点が見込めないってなると本当に得点を取る能力が低いんだなってのを痛感させられます。
調子いい時はこれでもかっていうくらい得点を取るんですけどね…
勝つ時は大勝ちで接戦に弱いのは強いチームではないのでやっぱ今のホークスは強いチームではないのでしょう。
むしろヤクルトの強さが際立つ3連戦でしたね。
数年前まではホークスもこういう戦いができていたんですけど今は主力交代の過渡期に入ったので暗黒時代に入るのかうまく世代交代できるのか背戸際って感じです。
最後にヤクルトに3タテをくらったことで交流戦は9勝9敗の勝率5割で終わってしまいました。
1つでも勝ち越したかったのですが横浜で負け越しスタートしたのを考えると最低限の戦いはできたのかと思います。
今日からリーグ戦開会でいきなり楽天との首位攻防戦です。
千賀と田中将大が先発ですがお互い好投してもなかなか勝ち星がつかないエース同士の投げ合いです。
今季は楽天との相性が悪いので連敗が続くと一気に順位も下がるかもしれませんがそれを食い止めるのがエースの仕事だと思うのでチームに勢いを与えるピッチングを期待したいところです。
柳町も戻ってくるようですし出塁は増えると思うので出塁を得点にできる攻撃ができれば自然と貯金は増えるはず。
厳しめのことを書くことも増えましたが現状では世代交代と優勝争いを同時にやってるのでなんだかんだ藤本監督はすごいんじゃないかと思っています。
あとはデスパ、グラシアル、柳田に代わる大砲が育ってくれれば…
正木や野村勇、渡邉に期待したい後半戦です。