東京から名古屋に場所を移した中日3連戦の初戦は6-0での勝利。
千賀が6回途中までを65球で無失点と完封ペースで投げていましたが先頭バッターを打ち取ったところで緊急降板となりました。
本人のインタビューでは前の回でフルスイングした際に身体がつったということで大事ではないとのことなので一安心ですが、無茶なスイングをしてまた怪我とかマジで洒落にならないので気を付けてもらいたいですね。
それがなければ完封も狙えるだけの内容だっただけになおさらです。
ただその時点での得点は千賀の犠牲フライのみだったのでバットを振るなというのもなんか違うのかなとも思いました。
千賀がバッティング好きなのは知っていましたからね…
せめて怪我をしないような振り方をして欲しいと思います。
それでもこの1ヶ月なかなか勝ちに恵まれなかったエースがチームの援護を受けての4勝目なのでそこはよかったと思います。
ここから15勝以上はしてメジャーにいって欲しいと思います。
さてこのゲームの勝敗を分けたのは先発が降りた後のリリーフでしたね。
千賀が緊急降板した後を受けたのは嘉弥真。
完封ペースで投げていただけに恐らくは準備はしていなかったでしょう。
そんな中でも出てきて嘉弥真と藤井でこの回を凌ぎきったのはさすがでしたね。
中日は流れを変える絶好のチャンスを活かせませんでした。
中日の先発大野はランナーを背負いながらも粘りの投球で千賀の犠牲フライのみの1点でゲームメイク。
球数が多くなったことで8回からは山本拓実が登板しましたがこれが大誤算。
先頭四球から今宮のエンドランでチャンスを拡大すると柳町のショートゴロの間に1点追加。
さらにチャンスの場面で甲斐の初球スクイズを読まれてしまいますが今宮が読まれたのを察知して帰塁。
このプレーも地味ですがでかかったですね。
今宮が生き残った事で甲斐のタイムリーに繋がりました。
トドメはデスパイネのバックスクリーンへの2ランで締め。
DH制がないからデスパイネ使えないのもったいないですねー
やっぱ調子はいいように思えます。
そろそろグラシアルとデスパイネを併用という形にしてもよさそうなのですがまだ藤本監督は拘るような気もしますね。
大量得点となった事で勝ちパは温存で板東と笠谷が8回9回を締めて勝利となりました。
笠谷はいつもこれくらいのピッチングができるなら大関がいるローテの枠は笠谷だっただろうに…って思ってしまいます。
板東は正直よく0で抑えられたなという内容でストライクがほとんど入っていませんでした。
中日打線が勝手に打ち損じてくれたって感じなので課題の残るピッチング内容でしたね。
この試合は野手は明石と松田を残して出場し途中出場メンバーもそれなりに結果を出せたいい試合だったと思います。
特に野村勇は走塁にバッティングにと出場2イニングだけとは思えないほど躍動してましたね。
こういうアピールを続けていけばスタメンで使われる機会も増えるでしょう。
5連勝が止まって連敗しないかと不安でしたがエース同士の投げ合いを制しての連敗阻止は大きいです。
日曜日は柳が先発濃厚な事を考えると土曜日には勝ってカード勝ち越しを決めておきたいところ。
4日の先発は大関と高橋宏斗です。
大関と組むことになるのは前回大暴れした渡邉陸でしょう。
新たな育成コンビが続けて結果を出す事ができるのか注目です。