この試合はとにかく千賀でしたね。
千賀は7回無失点9奪三振で勝ち投手になれば涌井の結果次第で投手3冠の可能性がある試合でしたが条件はなかなか厳しいという中での先発でした。
基本的にはホークスは消化試合のはずですがタイトルのかかっている選手が多いのでそんな雰囲気は全くないです。
これはCSも期待できるぞ…おっしーです。
バレンティンが抹消となりデスパイネが登録されて即スタメンという見所もあったこの試合を軽く振り返りたいと思います。
目次
8回無失点9奪三振で勝利投手に
前半はいつもより球威がないかな~って感じでしたがそれ以上にフォークが抜群によくてロッテが全く手も足も出ないという感じに段々なっていきましたね。
ロッテ打線はストライクがどんどん先行していく上にフォークがちらつくのでどうしてもバッティングが窮屈になっているようでした。
被安打2、与四球1という結果がそれを物語っていますね。
そして1000奪三振も達成!なんと野茂のパ・リーグ記録を(871回)抜く最速での達成(855回1/3)となりました。
いやすごすぎでしょ…
ちなみにプロ野球記録は今年引退表明している藤川球児(771回2/3)です。
こちらもレジェンドクラスの投手ですね。
ちょっと話が変わりますが1000奪三振のボードの裏の寄せ書きみたいなのがチームの雰囲気の良さも見えていいですよね。
「これ裏に何か書いてていいの?」と先に書いていた石川投手。
「あれメッセージ出しちゃダメだよ〜。恥ずかしかった〜。。」と和田投手。
千賀投手もニヤニヤしながらカメラの前に出してましたけど、嬉しかったのでしょうね 笑#sbhawks pic.twitter.com/6lrtIJOhjq
— 加藤和子(ホークスオフィシャルリポーター) (@nagomikko) November 4, 2020
8回で三振も9個と多かったのに球数は103球と本来なら9回もいって完封できるペースでしたがセーブ王のかかっている森に9回は譲りました。
ピンチらしいピンチがなかったなって思っていたらそれもそのはずでロッテは3塁も踏めませんでした。
これは今季1番のピッチングだったと言っていいでしょう。
開幕には出遅れて前半はらしくない投球が続く苦しいピッチングでしたが後半は本来の姿を取り戻してタイトルが狙えるとこまで持ち直してきました。
さすがとしかいいようがありませんね。
この試合で今季の規定投球回を満たし18試合11勝6敗 防御率2.16 149奪三振となり防御率、勝利数、奪三振の三部門でトップに躍り出ました。
まさか本当に全てでトップにたつとは…涌井が勝てなかった辺りも運が回ってきたというかなんというかすごいですね。
もし投手三冠となれば斉藤和巳以来となるようです。
それを阻むかもしれないのが同僚の明日先発の東浜かもというのがホークスの先発のレベルの高さが伺えます。
石川も最終戦で11勝になる可能性もありますしこれは本当にすごいことになりそうです。
即結果をダスパイネ
バレンティンの代わりに昇格したデスパイネが即スタメンですぐに結果を出しました。
復帰第一打席で流してライトスタンドに突き刺すホームランでファンの度肝を抜きました。
あ~これがデスパイネだよね!そういう打球でした。
この後もヒットと四球を選ぶなど全打席で出塁を果たしました。
中村、柳田、グラシアルの調子が下降気味なのでいい起爆剤になってくれそうです。
ポストシーズンも期待しましょう。
栗原がまたもチェン打ち
先週も打ったのですがまたも栗原がチェンウェインからソロホームランを打ち相性の良さがでましたね。
CSでもあたる可能性がと思っていましたがロッテは自力での2位の可能性が消滅し西武が上がってくる可能性がかなり高まってきました。
ただこのチェンウェインはホークスもあまり打てておらずもしも来年も残るのだったら強敵になりそうで怖いですね。
チェンはホークス戦以外でもうちょっと投げてれば勝ててたのではないかと思います。
調べてみると26イニングで貰った点は1点と全く援護がないんですよね。
これは勝てないですわ…
中日時代も酷かった記憶がありますがチームが変わってもこんなことになるんですね。
チェンが来年どこに所属することになるのかも気になります。
ベテランにはなってますがゲームを作る能力はかなり高いです。
連勝も気になるのは…
打線に前の連勝の時ほどの勢いがないですね。
あれは出来すぎだとは思うのですが特に柳田のバッティングがくるってしまっているように見えます。
らしさがなくなったというか打席に立っても迫力が前ほどないというか…
やっぱり疲れているんですかね。
もう首位打者はほぼ無理になりましたがまだ最多安打の可能性が残ってるので休ませずらいのがきついです。
首位打者なら規定打席さえ立ってしまっているのなら休ませてしまってもいいのですが、最多安打は現状そこまで差がないので試合に出ないと厳しいですね。
タイトルは取ってほしいですが疲れから怪我したとかはまじで洒落にならんので慎重に起用していってほしいと思います。
11月5日の予告先発
ホークスは東浜、ロッテは美馬です。
東浜はあと8回と3分の2を投げると規定投球回に到達し防御率で千賀を抜き1位となり勝利し10勝とすると最高勝率でもトップの2冠となります。
ほぼ完投が条件なのでちょっと厳しいですかね…
3失点までは許されているので今日の千賀よりはその点ではちょっとだけ緩いですし今の東浜の調子なら問題はなさそうです。
問題は投球回ですかね。
森の最多セーブもかかっているので点差次第では9回は交代とかもあると思います。
そうなると3分の2イニングだけ足りないということになってしまうのであの早く降板させて連勝がストップした試合が…ってなりそうです。
前回も9回までいける余力はありそうでしたしなんか色々かみ合ってないって感じですね。
ですが2週連続で中5日といつもと違う登板間隔なので絶対に無理はさせないようにしてほしいですね。
何よりも勝てば最高勝率は確定なのですからまずは勝つこと、勝てばロッテにも勝ち越しとなり完全優勝となることそれをまずは目指して結果完投までできたらいいなと思います。
相手は今季苦手としていた美馬ですがここ2試合は負けていません。
美馬は2桁勝利もかかっているので東浜と同様に必死でしょう。
前回はちょっと打ちあぐねたので今回はしっかり打って来年以降にむけても完全に苦手意識を吹き飛ばしておきたいですね。
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