10月・11月の月間MVPと最優秀バッテリー賞の発表がありました。
目次
10月・11月月間MVP
セ・リーグ
投手:森下暢仁
5試合 4勝0敗1完投 防御率0.24
圧巻のピッチングが続いた新人の森下が初受賞しました。
新人の受賞は15年の高木勇人(巨)以来、カープの新人では14年大瀬良以来の受賞となりました。
先発の棒慮率0.24は92年7月の阪神の野田浩司の0.22に次ぐ記録でした。
野手:オースティン
28試合 .346 11本 28打点 長打率.692 出塁率.417
打率、本塁打、打点、長打率でリーグ1位を記録した新外国人のオースティンが初受賞しました。
これは文句なしの成績ですね。
10月は1試合3本放つなどで2桁本塁打を記録、来季も残留が決まっている助っ人に期待がかかります。
パ・リーグ
投手:岸孝之
6試合 5勝0敗 2完投 1完封 防御率1.38
かなりの激戦でしたが終わってみればほとんどの部門で1位を獲得した岸が18年5月以来4度目の受賞となりました。
勝利数、完投数、完封数、投球回、奪三振が1位、防御率は2位という月間成績でした。
千賀や東浜もかなりいい線をいっていたのですが東浜は最後に打ち込まれ千賀は勝てなかった試合があったりと完投完封勝利を挙げた岸には一歩及びませんでした。
楽天は涌井や岸が元気でしたね。
前半は涌井、後半は岸が先発を引っ張りました。
両ベテランが来季も活躍し若手の突き上げがあればかなり面白くなりそうです。
野手:柳田悠岐
32試合 .360 5本 22打点 長打率.561 出塁率.459
柳田が10月に連続盗塁成功の周東を抑えての月間MVPとなりました。
打率、安打数、打点、長打率、出塁率で1位を記録し文句のつけようはないですね。
強いて上げるなら本塁打がちょっと少ないかなということくらい。(5本打ってるけど)
今年の6月・7月以来7度目の月間MVPでさすがだなと思います。
夏場にちょっと数字が落ち込んで首位打者などの主要3部門のタイトルは逃しましたが初の最多安打を受賞したのが月間安打数1位にも表れてますね。
ですがなぜかこの数字だと物足りなくなるのは何故なんでしょうか…
期待値が大きすぎると選手も大変でしょうね。
プロ野球最優秀バッテリー賞
30回目の節目を迎えたこの賞はセ・パの両リーグのナンバーワンバッテリーを表彰する賞です。
投手はローテーション投手としてあるいは抑え投手として年間を通して活躍する事が最低条件(目安は先発10勝、抑え20セーブ)で、捕手はインサイドワークや盗塁阻止率の高さ捕逸の少なさが条件で選考基準はレギュラー若しくはそれに準ずる試合数に出場していることです。
セ・リーグは中日の大野雄大と木下拓哉
パ・リーグはソフトバンクの千賀滉大と甲斐拓也
がそれぞれ初受賞となりました。
千賀と甲斐は意外にも初受賞なんですね。
去年はノーヒットノーランも達成したコンビですが去年は西武の増田-森、一昨年も西武の多和田-森のバッテリーが受賞しており千賀-甲斐のバッテリーは受賞を逃してきていました。
これは嬉しい初受賞となりそうです。
ソフトバンクの受賞は2010年の杉内-田上以来10年ぶりです。
意外にも受賞できてなかったのですね。
それだけ優秀なバッテリーが多いということでしょう。
大野は勝利数では菅野に及びませんでしたが年間を通しての活躍は全くひけをとらないものでした。
完投や完封で他の選手の追随を許さないですしこれも文句なしの受賞でしょう。
沢村賞候補筆頭でもあります。
中日の受賞は2011年の吉見-谷繁のコンビ以来の9年ぶりとこちらも久しぶりの受賞でした。
今季引退の吉見に見せる事ができてよかったですね。
千賀と大野は吉見で繋がりもあるのでなんだかんだ縁があるのかもしれません。
日本シリーズが終われば表彰選手の発表もあると思うのでそちらもニュースがでたら記事をあげていきたいと思います。
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