初の4連敗と3タテ阻止へ負けられない楽天との12回戦は5-3での逆転勝利。
スタメン起用した中村晃の攻守での活躍と代打柳町の3ベースが決め手でしたね。
3連敗の負け方がとにかくひどく前日は今シーズンワーストの試合で去年の7月7日から12連敗が始まったりと負けると色々とやばい事になりそうにな試合での逆転勝ちは見事でした。
去年までとは違うという事を見せつけた1戦でしたね。
目次
モイネロ7回3失点
3回まではパーフェクトと前日の大津と全く同じ立ち上がり。
4回に点を取られると事までまさか同じになるとは…
それにしても急に荒れましたね。
小郷は打ち取った当たりも内野安打にされ盗塁されとかき回されて小深田にライトオーバーの2ベースであっさりと同点にされてしまいました。
ノーヒットでなんとか奪った1点をあっさり返されたので割とダメージ大きかったですね。
ライトオーバーの2ベースになったのですが正木は前進守備だったのが要因でした。
まだ前進守備をするような場面でもなかったと思うんですがね…
1点もやりたくない、それだけ余裕がなかったということでもあったのかもしれません。
ここから更に辰己に繋がれ、浅村のタイムリーで逆転を許してしまう苦しい展開。
ですがここから粘って2点で踏みとどまった事でなんとかゲームが壊れずにすみました。
6回にも犠牲フライで1点を失いましたが正木に代わってライトに入った川村はあのあたりで簡単にタッチアップを許してしまうのはちょっといただけないです。
打撃で勝負するタイプだとは思いますが最低限の守備力はないとホークスでは出番はないです。
佐藤直樹ならあそこまで簡単にはタッチアップは許さなかったのかなと思ってしまいました。
1点を返した直後の7回は先頭打者の中島のいい当たりを中村晃が好捕し一気に流れがホークスに傾きました。
モイネロはその後2者連続三振を奪うなど好投を見せ、勝ち投手とはなりませんでしたがチームを勝利に導くナイスピッチングでしたね。
対左は不安も価値ある一打
相手先発の藤井に5回までノーヒットでとった1点のみと苦しい展開。
それを打ち砕いたのは不調にもがく中村晃でした。
モイネロが1点を更に失い絶望感が漂う中でのライト前タイムリーヒットで1点をすぐさま返した事でなんとか繋がりました。
7回はあっさりと攻撃が終わりましたが7回のモイネロと8回のヘルナンデスが流れを呼び込むようなピッチングを見せて中軸に回る8回裏の攻撃に期待が高まっていました。
先頭打者の今宮がヒットで出塁すると7月唯一好調の栗原にはまさかの送りバント。
いやなんでやねんってなりましたがゲッツーを嫌ったんですかね。
4番の山川に全てを託しましたが初球を引っかけてサードゴロ。
代走に出ていた野村勇の好判断でなんとか進塁打になりましたがこれがなければ大戦犯になるとこでした。
近藤はカウントが悪くなり申告敬遠。
中村晃が粘って四球を選び川村に代打の柳町。
川村は前の打席の内容もよくなかったですからね…
試合後のコメントではなんとなくで代打に送られた柳町があっさりと追い込まれて万事休すかと思いましたがインコースのストレートを引っ張ってライト線に抜けていく逆転のタイムリー3ベース。
久々に野球見てて泣きそうでした。
流し打ちの上手い選手ですがこうして引っ張って強い当たりも打てるんですね。
チャンスであと一本がでない試合が多く苦しい展開の中で本当によく打ってくれました。
対左はチームとしても柳町個人としても大きな課題ですがとりあえずそれは置いといてチームを救うナイスバッティングでした。
新守護神
抹消されたオスナに代わり新守護神は松本裕樹でした。
まさに圧巻の2者連続三振に最後は同期の栗原の好守備でゲームセット。
かなり気合が入ってましたね。
見ていて気持ちのいいピッチングだったのでこれを続けてほしいと思います。
でも最優秀中継ぎのタイトルも見えていたのでちょっと勿体ないような…
でもそんな事は言ってられないか。
7月9日の予告先発
ホークスは有原、オリックスは田嶋です。
ホークスはエース有原が先発。
よくも悪くもイニングは食ってくれることが期待できます。
勝てば独走の9勝目となりますしいい流れできているのでバシッと締めてほしいところです。
オリックスは田嶋でまた左腕です。
今季は全体的に調子悪めの田嶋ですが対ホークスは1試合ながらも防御率は1点台と打ててはいません。
対左対策はさすがにしてくると思いますがこれだけ露骨に当てられるのも舐められていると思うのでそろそろ見返してほしいと思います。
