1週間ぶりに時間を気にせずフルで野球を見れる日!
モイネロと隅田の投げ合いになるかと予想しましたが終わってみればワンサイドゲームとなってしまいました。
そんな西武との2回戦は11-2で勝利。
前日のひりつく投手戦から一転し何が起きたのでしょうか?
目次
1番周東の恐ろしさ
まぁこの試合の1番の見どころは間違いなく山川の2打席連発満塁ホームランなのですがその立役者となったのはこのバッターを置いて他にいないでしょう。
1番周東の存在です。
開幕からしばらくは打率が上がってこない時期が続いていましたが出塁への意識が高かったのでそこまで心配はしていませんでした。
ようやく打率も上がってきましたというかこの日は5安打1四球で6打席全てで出塁し打率と安打数でリーグトップに躍り出ました。
初回には盗塁からの柳田のタイムリーを演出し、続く3回にも先頭バッターで出塁し盗塁を決めています。
これで11試合連続得点の日本記録タイに並びもしたようです。
それにしてもこれぞ理想の1番バッターって感じですね。
こうなるとなかなか周東を止めるのは難しいでしょう。
足を活かした内野安打に右に左にセンターにと打ち分けまでできています。
これに唯一OPS1.00を超えている今宮が2番に控えているのですからこれほど怖い1、2番は12球団の中でも現状最強レベルと言っていいです。
その上で9番にいる牧原も状態を上げてきています。
これで下位からでもチャンスを作れるのは怖すぎですし事実この試合ではそれが機能して満塁で3回も山川に打席が回っているんですよね。
いつまでもこの3人が調子いいという訳ではないでしょうが今年の作りたい打線の形がはっきり見えてきたそんな試合でしたね。
問題はこれらのランナーたちを誰が返すのかってとこですが。
山川の意地
前日は激しいブーイングで異様な空気の中での試合でしたがこの日の試合では打席中にはブーイングはなかったかと思います。
柳田が初回からタイムリーを打ったことで西武バッテリーは柳田に対してほぼ逃げてましたね。
塁を埋めれば満塁になるという状況にも関わらず柳田との勝負を避けて山川と勝負というのはよっぽど抑える自信があったのか舐めてたのかは分かりません。
ですが1度は上手くいったも満塁策も2度目3度目は仕留められました。
最初の満塁弾は高めのボール球のようでしたがうまく叩き込みましたね。
飛距離的にどうかというところでしたがしっかりとフェンスオーバー。
2打席連発の際は打った瞬間文句なしの当たり。
正直笑いました。
また打つんかいと。
NPBでも2度目の2打席連続満塁ホームランとなりました。
前の達成者が二岡っていうのもなんか…いやなんでもありません。
開幕戦ではホームランを打ちましたがそれ以降の打撃は下降線。
このカードに入るまでの試合でようやく長いトンネルを抜けるも前日は大ブーイング。
そして、ほぼ敬遠気味に歩かされる柳田と色々思う所もあったでしょうがこの連発で全てが吹き飛んだのではないでしょうか。
今季は被弾がなかった西武投手陣から初ホームランを打ったのも山川というのもなにかすごい因縁を感じます。
ま~これが意地ってやつですかね。
プロの選手は結果を残してなんぼの世界。
結果を出し続けて周囲を納得させるしか道はないと思います。
どすこいパフォーマンスについてはノーコメントです。
エースモイネロ爆誕
やっと先発モイネロの話になるのですが、3試合投げてようやく1勝ですが防御率0.82と抜群の安定感です。
なにより3試合投げているのに被安打6っておかしい数字ですよ。
全てQS達成した上でこの数字ですからね。
奪三振率はリリーフの時とは比べられないくらい低くなりましたがこれがモイネロ先発仕様ということなのでしょう。
先発はイニングくってなんぼですからね。
正直今日は完封狙えるくらいの球数でしたが村田を試したかったんでしょうね。
結果被弾してしまって完封リレーとはなりませんでしたが試せたことに意義があります。
登板過多気味だった松本とオスナを休ませることもできましたしこれがエースのピッチングでなくなんだというのでしょうか。
ホークスがずっと欲しかった先発が実はずっと8回にいたんですね…
この調子で1年投げたらどんな成績になるのか非常に楽しみです。
4月14日の予告先発
ホークスは大津、西武は高橋光成の先発。
ここまでカード負け越しなしできてますがついに帰って来ちゃいました西武のエースが…
14日の先発は高橋がくるのがほぼ確定していたので連勝できたのは非常にでかい。
捨て試合という訳ではないでしょうが非常に厳しい戦いが予想されます。
1点が重くなる試合になりそうなので大津がどこまで粘れるかどうか…
早目のリリーフ継投もあるかもしれませんね。
石川がリリーフ待機してるとのことなのでロングもいけるでしょう。
やはり西武はリリーフが弱点っぽいので球数を投げさせるなど工夫は必要そう。
周東今宮コンビでかき回せれば1番ですがそう簡単にはいかなさそうな相手でもあります。
周東の日本新記録もかかってはいますが、とにかく周東が出塁して後続が返すという基本的な攻撃を高橋光成に通せるかどうかが勝敗を左右する事になりそうです。