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ソフトバンク １４－６ 西武
大敗を喫した前日から一転、大量14得点を挙げての大勝となった。やはり打線は調子がいいですね。西武の高木の出来がよくなかったのもありますが柳田がいない中でよくやっていると思います。
そして今日はなによりの収穫は先発した大竹耕太郎でしょう。8回を投げて球数103被安打５奪三振６四球２失点２と先発の仕事を完璧にこなし史上初の育成新人プロ初登板初勝利を挙げた。
初回は球が浮いておりそこをそこを浅村山川に捉えられ2点を失いましたがその後は低めを丁寧につき凡打の山を築き上げた。
大竹はおそらく次も先発で投げるでしょうね。最近はテンポ悪いピッチングをしている先発が多いのでこういったピッチャーは大歓迎ですね。和田2世と言わず先輩和田を超えるピッチャーになってほしいですね。
彼の卒業論文が緩急を使ったピッチングだったそうでそれをプロでそれを証明してみせましたね。緩急とコントロールがあれば150キロの速球は必要ないのは和田も証明してますからね。コントロール・緩急・直球のキレが組み合わさればどんなバッターだって打ち取れます。184㎝78キロはまだまだ細いですね。体ができてくればもっと直球のキレも増すでしょうし伸びしろがまだまだありそうですね。期待できるピッチャーがまた育成から上がってきましたね。楽しみです。
長谷川と中村の外野手コンビが躍動
長谷川と中村が揃って4安打と爆発した。初回に失点してしまった大竹にすぐ援護したのがこの2人だ。中村内野安打で出塁すると長谷川が甘い球を逃さずにライトへの2ランですぐさまに同点とし西武に勢いを渡さなかった。長谷川は6回にも3ランを放ち西武にトドメは刺した。
中村も4安打と1四球とすべての打席で出塁しここ5試合での打率が5割という驚異的な打率が物語る調子の良さを見せた。今季の打率も.294とし3割を射程圏に捉えた。久々に3割打ってほしいですね。
この日は甲斐も3安打と久々に快音を響かせた。調子が下降気味だった松田も2安打を放っているので復調してくれればいいのですが…
課題の見えた9回
2軍戦も含めて最多の球数になっていた大竹を8回まで降板させ9回は二保がマウンドに上がった。先頭打者から3者連続でフォアボールを出し、代打の森に満塁ホームランを浴びるというなんだそりゃな9回だったのですが五十嵐も波に飲まれそうで怖かったですね。五十嵐はおそらく急遽肩を作って投げたでしょうし失点しなかったので不満はないのですが二保は大竹がいい内容で投げていただけにかなり情けない感じになってしまいましたね。
西武に何もさせずに勝ってほしかったですね。前日のホークスが9回に反撃したのがこの試合につながったように次の試合が怖くなります…
今日の予告先発
ホークスは石川柊太、西武は今井達也です。
石川の前回登板は6回4失点とちょっともの足りない内容でした。大体110球を投げると降板するのでフォアボールと減らして7回か8回を投げてほしいですね。西武とは相性いいですと言いたいですが先日の千賀の時もこれを言ってぼこぼこにされたので相性は関係なくきっちり投げてもらえればと思います。2桁勝利が見えてきているので頑張ってほしいです。チームの為にも本人の為にもね。
西武の今井ですが2016年の甲子園優勝投手ですね。同年のドラフトで西武が1位指名し背番号はFA移籍した岸の11を受け継いだ西武の未来のエース候補。最速153キロの速球とスライダー・カーブ・チェンジアップを投げる本格派右腕。ルーキーイヤーは不祥事もあり対外試合出場停止処分を受けるなどしたがプロ初登板初勝利を松坂大輔以来に挙げるなど大器の片鱗はみせている。右投げ右打ち。
初物には弱いですがここで負けてしまうと大竹の勝利の意味が薄れてしまうのできっちり打ち崩していきたいですね。
