連敗で迎えたオリックスとの16回戦は3-1で勝利。
立ち上がりでモイネロが押し出しで先制を許すも追加点を許さなかったのがえらかったです。
初回のチャンスは逃したものの2回には正木のホームランで同点。
石塚、佐藤の3ベースと連打で勝ちこすと今宮の犠牲フライでこの回3点を取り逆転に成功。
モイネロは3回から6回までは三者凡退と完全に立ち直りリリーフも0に抑えての勝利。
打線は2回の3点のみと田嶋を完全には打ち崩せませんでしたが好投手相手では仕方ない面もあります。
クリーンアップの打撃が得点に繋がらないのはちょっと気になりますがまずはいい形で連敗を止められたのでよしとしましょう。
この時期は内容よりも結果が大事です。
目次
反撃の一発
連敗中に先制を許すと嫌な空気になるのですが正木の一発で早い段階で追いつけたのはすごくよかったです。
初回のチャンスで4番5番がランナーを返せなかったのでちょっと重い空気になりかけてたのを吹き飛ばす一発でした。
率も長打も残せるバッターになりつつありますね。
クリーンアップを抑えても6番に正木がいるというのは相手投手にとっても脅威となりつつあります。
本塁打のペースも上がってきてますし今年2桁のせるとかなるとかなり熱いですね。
すこーし率は落ちかけてはきてますが打低の時代なら十分すぎる数字ではあります。
なによりなにかやってくれそうという雰囲気を持ってますからね今の正木は。
2年目での挫折から3年目での覚醒へ。
鷹の主力になる日もそう遠くはないかもです。
逆襲のドラ1
1度育成落ちした佐藤も久々のスタメンで結果をだしました。
打率や三振の数を見るとまだまだって感じはどうしてもあるのですが明らかに去年までとは熱人ではあります。
しかもなんかいい所で打つイメージがすごくあるんですよね。
ここ!って所での打撃が光ります。
実際に得点圏打率は.385でイメージだけでなくいい場面で打ってはいるのが分かります。
もう少しコンタクト率があがれば周東にも劣らない俊足に守備に強肩と外野のレギュラーになれるんですよね…
現状でも1軍戦力としては十分な力をもってはいますがあとは打撃ですかね。
去年までと比べるとかなりよくはなっていますがあともうひとつ殻を破って欲しい選手です。
それにしても1年でここまで変わるとはなぁ…
記録づくめの10勝目
モイネロは立ち上がり苦しみながらも終わってみれば6回1失点の余裕のQSで10勝目。
早目の打線の援護もありましたがさすがの修正能力です。
先発転向1年目での2桁勝利はホークスでは攝津以来で助っ人左腕の2桁勝利はホークス史上初の快挙。
さらに通算100ホールドを記録している選手の先発2桁勝利も史上初とまさに記録づくめの勝利となりました。
モイネロはほんとに器用な選手であれだけのストレートを持っていながら緩いカーブでの緩急もつけられますし、コントロールもかなりいいピッチャーです。
打席に立つ機会はほぼないですがプロフィールでは両打なんですよね。
どんだけ器用なんでしょ。
先発転向に合わせて投球スタイルも変えられますし野球が上手すぎますね。
唯一うまくいかなかったのは守護神くらいでしょうか。
やっぱあそこは野球の上手さだけではないなにかが必要なポジションなのでしょう。
間違いなく今年のホークスの独走の立役者で先発として達成したい目標の1つをまずはクリアできたと思います。
どこまで数字を伸ばしてタイトルまで手が届くのかにも注目していきたいです。
8月28日の予告先発
ホークスは大関、オリックスは山下です。
台風接近で雨が降りそうですが試合はあるのでしょうか…
シーズンも終盤が近づきつつあるのでここで中止とかなると後の日程が…って時期でもありますね。
そしてそんな日の先発って大体大関になりがち…
倉野コーチもシーズン序盤でいろんな場面でで対応できる投手と評していましたし狙ってやっているんですかね。
さすがに雨は計算外でしょうけど。
前回は6回無失点も打線の援護なく8勝目とはなりませんでした。
ここで勝てると初の2桁勝利がぐっと近づいてきます。
打線が不調のオリックスですし大胆に攻めていってほしいと思います。
相手先発は今季不調に苦しんでいた山下。
怪我だったりでリリーフ転向もしましたがそれでも大炎上。
紆余曲折あり再びの先発転向で前回は5回1失点で復活の今季初勝利。
調子を上げてきているかもしれないので要注意です。
それにしてもまずは試合があるかどうか…ですね。