2日の休みを挟んでの宮崎・鹿児島でのオリックスとの2連戦となる初戦は4-1で勝利。
今季の新助っ人投手の中でも随一の成績を叩き出していたエスピノーザから4点を奪いスチュワートが今季初勝利を挙げる試合となりました。
目次
6回1失点でQS達成
正直、予告先発を見た時は厳しい戦いになるだろうなって思い序盤はまさにその通りの展開でした。
1~3回までは2アウトから四球を出すというテンポの悪さでいつ点を取られるんだって思ってたら3回に2アウトから四球を出して2ベースであっさり先制を許してしまいました。
相手は防御率0点台のエスピノーザだったのでこれだけで割と絶望的な状況になったなと思いました。
4回も宗と西川に連打を浴びて若月が送って1アウト2塁3塁の大ピンチ。
これで追加点を取られてジ・エンドかと思いきやここでようやくエンジンがかかったのか来田と福田を連続三振。
最速も157キロを計測してパワー全開って感じでしたね。
大きなチャンスを逃したオリックスが流れを手放し徐々にホークスペースへ。
5回、6回と三者凡退できってとると5回には同点、6回には勝ち越しとなりました。
間違いなくこの流れはスチュワートが作ったものでしたね。
リズムよく抑える事が攻撃に繋がるいい例だと思います。
序盤のグダグダのせいで6回まで114球を投げる事になったのでここまでとなりましたが先発としての役割は十分に果たせた6回1失点のQSだったと思います。
4回の2者連続三振や5回6回のピッチングが始めからできれば余裕で2桁勝てそうなんですけどねぇ。
得点圏の三森
得点圏被打率0割だったエスピノーザから初めてタイムリーを打ったのが9番の三森でした。(得点圏での初ヒットは実は甲斐が先)
川村の2ベースから始まり栗原凡退の後に甲斐がヒットで繋ぎ1アウト1塁3塁の場面で三森が同点となる一打。
ほんとにうまく打ち返しましたね。
得点圏打率が驚異の.667(試合終了時点)とチャンスの鬼と化した軍師三森。
これが9番バッターってまじかよって感じですがマジです。
セカンド牧原の牙城を崩せそうな若鷹の今後に期待です。
山川の軽打
4回のピンチで2者連続三振で抑えた場面と並んでこの試合のターニングポイントになったのが6回の山川のセンター前ヒットだと思いました。
先頭バッターの柳田が内野安打で出塁するとバッテリーエラーで柳田が2塁へ。
地味にこのエラーも大きかったですね。
山川はホームランもありますがゲッツーも多いバッター。
その可能性がほぼなくなったのは山川にとってはかなり心理的負担が軽減されます。
そこで一発や長打を狙わずにポーンとセンター前ヒットでチャンスを拡大するという選択ができるというのがすごい。
まさにチームバッティング。
後ろに近藤や好調の川村、栗原が控えていたというのもあるのでしょうが長打を狙ってくるだろうという4番にこれをされちゃ相手投手はたまったもんじゃないですね。
結果近藤の勝ち越しタイムリーと追加点となる栗原のタイムリーが生まれました。
山川が一発を狙って2アウトになってたらこのイニングの3点はとれなかっただろうなというシーンでした。
それにしても栗原は本当に復調している感じですね。
そろそろ一発が見たいかな。
5月12日の予告先発
ホークスは大関、オリックスは田嶋です。
また移動して鹿児島での試合予定ですが予報が100%雨です。
大関は雨に降られすぎでは…?
試合開始すらしない気もするので休養日になりますかね?
もしも試合する場合は体調に気を付けて欲しいと思います。
それにしても3連敗の後にもう5連勝か…
出来すぎですね。
どこかで不調になる時もくるでしょうがその波を小さくできれば久々のリーグ優勝も見えてくるのかなと思います。