金曜日の休養を挟んでGW5連戦の初戦となる西武との3連戦が始まりました。
結果は延長10回に川瀬のサヨナラタイムリーで2-1の勝利!
週始めから先発が頑張ってきたのもうまく活きた試合でしたがなんと言っても晃(あきら)と晃(ひかる)の活躍なしにこの勝利はありえませんでした。
目次
モイネロ粘投
前回は打ち込まれたモイネロですが今回はきっちりと先発の役割を果たして後半勝負にもちこませてくれました。
7回を108球、被安打3、四球3、奪三振5、1失点という内容でした。
よかったころに比べると四球が多くなってきてはいますがヒットを打たれているイニングには四球をださなかったことで大きなピンチを作る事は7回以外にはありませんでした。
唯一の失点は金子のソロで真ん中の球を引っぱたかれましたね。
これはちょっと勿体なかったですし相手先発が今井な事を踏まえても防ぎたかった失点でした。
ですがその後は四球をだしながらもランナーをホームには還さないピッチング。
しっかりと7回まで投げ切り先発の役割を果たしてくれました。
初めて100球を超える投球数となりましたがなんとか踏ん張りました。
本来なら勝ち投手の権利をもっててもおかしくない内容でしたが相手が悪かったですね。
そろそろ疲れもでてくるかもですがその中でどういうピッチングをしていくのか…なにもかも経験ですね。
今井相手に苦戦
初回に川村がいきなりヒットで出塁して出鼻をくじくチャンスでしたが今宮三振で柳田ヒットその後山川と近藤が凡退となり無得点。
この後にまともなチャンスは7回まできませんでした。
今井が今季好調なのはわかりきっていっていたので初回でも好調の今宮でも川村を2塁に欲しかったです。
正直バントもあるかなと思ってましたが結果は三振。
バントじゃなくても進塁打を打ってくれると期待したのかもしれませんが今井をちょっと舐めてましたね。
ここのチャンスを活かせなかった事で中盤まで苦戦を強いられました。
ですがきちんと球数は序盤から投げさせていたのが後半に繋がりましたね
7回のチャンスは栗原の四球からでした。
下位打線に繋がるイニングで怖いのは栗原だけと思えば慎重にもなるもの。
しかし球がよく見えている今の栗原ならきっちり見極めることができていました。
ウォーカーには代打かと思いましたがそのまま強行で1アウト。
甲斐で送って牧原に代打・中村晃が執念のタイムリーヒット。
好調だった牧原に代打をだしても文句がない男、それが中村晃です。
それにしてもまさかあの当たりで栗原が突っ込んでくるとは思ってませんでしたがそれは西武の金子も同じだったのかもしれませんね。
栗原の激走で同点に追いつき試合は振り出しにもどりました。
代打中村晃ってほんと強いって思った瞬間でしたね。
もう一人の晃
8回もチャンスは作るも無得点。
四球でランナーとなった山川には代走を送るという勝負にもでましたが残念な結果に。
延長もちらつく展開で思い切った采配だなと思いましたがまさかこれがあの展開を生むなんて誰が思ったでしょう。
週初めで温存されてた盤石リリーフを8回~10回までにつぎ込み、迎えた10回裏に先頭バッターの周東のラッキー?なエンタイトル2ベース。
今宮が今度は送って柳田敬遠。
山川に出された代走の川瀬に打席が回ってきました。
ベンチに残ってる野手は海野、仲田、緒方だったので代打ではなく川瀬に託しましたね。
自分は割と川瀬の打撃は粘り強くてホークスにはあまりいなくて貴重なタイプのバッターだと評価していましたがSNSとかで見るとそうでもなさそうなんですよね…
そんな人たちを見返すかのような打った瞬間にサヨナラと確信できる当たりでした。
ほんといい選手に育ちましたね。
自分にできる事をきっちりこなしてしっかりと1軍に必要な選手になれたと思います。
今宮からレギュラーを奪うのは俺だ!の気概をもってこれからもやってくれることでしょう。
ドームの名前が変わって最初の試合は2人の晃のお陰で勝てた試合でした。
4月28日の予告先発
ホークスは東浜、西武は隅田です。
今季初の4連勝のホークスの先発はモイネロ同様に先週は打ち込まれた東浜です。
2週連続で不甲斐ないピッチングは見せられません。
今季は本当にやれるってところをみせてもらいましょう。
西武の隅田の安定感はそれなりといったところ。
隙はどこかしらありそうですが果たして…
西武は去年から延長戦14連敗という不名誉な新記録も作ってしまい、更に4月中にパの5球団にサヨナラ負けを喫するという割と悲惨な状況です。
後半勝負は有利ということなのでとにかく試合を壊さずにいけば勝機は作りやすいのかなという感じがします。
西武も延長は嫌だと思っているでしょうしね。
都合のいいデータはきっちり活用して取りこぼしのないようしていってもらいですね。