平成も終わり令和が始まりましたがいかがお過ごしでしょうか。
おっしーです。
令和一発目の記事は開幕1ヶ月のデータから今度を予想してみようという企画です。
ペナントレース開幕から1ヶ月が経ち、各球団の戦力がどんな感じかが見えてきました。
私の贔屓球団であるホークスは大量の怪我人をだしながらもなんとか首位ターンで平成を終えることができましたが今後もこの調子でいけるのかをセイバーメトリクスの指標の一つであるピタゴラス勝率から分析してみたいと思います。
ピタゴラス勝率とは、得点と失点からチームの勝率を予測するセイバーメトリクスの計算式の事です。ピタゴラス勝率について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
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目次
パ・リーグ各球団のピタゴラス勝率
順位 | 球団 | 得点 | 失点 | 勝率 | ピタゴラス勝率 |
1位 | ソフトバンク | 110 | 80 | .600 | .654 |
2位 | 楽天 | 121 | 108 | .542 | .557 |
3位 | 西武 | 141 | 130 | .500 | .541 |
3位 | 日ハム | 94 | 109 | .500 | .427 |
5位 | ロッテ | 102 | 121 | .458 | .415 |
6位 | オリックス | 88 | 108 | .391 | .399 |
※得点・失点・勝率は2019年4月終了時点
ほぼほぼピタゴラス勝率と実際の勝率が近しい数字になっていると思います。
引き分けは計算に含まれてないので正確に分析はできないのですがやはりホークスの強さが際立ちますね。
ピタゴラス勝率と実際の勝率の差を比較する事で監督の采配力を見る事ができるのではないかという意見もありますがこのブログではそうではないとう立場なので今回はその話はしません。
※詳しくは上記の関連記事をごらんください。
ホークスの話をするとピタゴラス勝率よりも実際の勝率が低くなっています。数字上ではこれくらい勝ててるはずなのに実際の数字はそれよりも低いのでどこかに問題があるようですね。
それはちょっと運が悪いのか打線の好不調が激しいのか。競り負けてることが多いのかなにかしらの原因があります。
それらが改善されると今よりももっと勝てるということなのでやはり優勝候補筆頭といわれるだけの戦力を有しているのは間違いないですね。
ただこのピタゴラス勝率の高さは投手陣の頑張りによるものがかなり大きいはずです。投手陣がどこかで息切れを起こすと一気に崩れる可能性があるのは忘れてはなりません。
疲れがでてくる夏場に投手陣の再整備は必要でしょう。そこを乗り切れば2年ぶりのリーグ優勝が見えてくるでしょう。
去年は夏場に千賀と東浜の復調と大竹、ミランダの台頭で乗り切っています。今年もこういった戦力がでてきてくれるといいですね。
この開幕1カ月のデータを見てもホークスは優勝候補筆頭であることは間違いないでしょう。
投手陣の心配はしましたが野手陣は恐らく今が1番怪我人が多く戦力が低下した状態だと思うのでここからは上がってくると予想します。
2位の楽天もしっかり数字を残しています。ちょっと開幕前には予想ができない快進撃でした。浅村が入った事で打線にかなり厚みがでて去年とは別物になっていますね。
投手陣も則本がいないので厳しいかと思いましたが思ったよりも救援陣がふんばり勝ち星を拾っているようです。
得点はホークスよりも多いですが先発の差がホークスとの差になっている印象です。
もっと先発が試合を作るようになると怖い存在ですね。
3位の西武は去年と変わらず得点力が高いチームです。しかし失点も多いです。去年の序盤とあまり変わらない印象ですがさすがに失点をカバーしきてるだけの得点をできてはいないという感じでしょうか。
去年の西武は夏場に中継ぎが整備されたのがリーグ優勝できた最大の要因だったように思います。この得点力を保ったまま投手力が底上げされれば一気に勝率が跳ね上がる可能性を秘めています。
浅村が抜けたといってもこの破壊力ですからね。勝負の夏場までに投手陣を整備できるかが西武のリーグ2連覇への鍵なのは間違いないでしょう。
同率3位の日ハムは完全に得点力が足りてません。今年は有原が好調でリーグトップの4勝を挙げるなど活躍しています。
それと今年はショートスターターという新たな戦法を使い投手陣をやりくりしていますがどうなのでしょう…
1年やってみないとショートスターターの利点や欠点もつかめなさそうですが新たな起用法という意味では注目しています。
打線ではやはりレアードの抜けた穴が大きかったという印象ですね。移籍したロッテで活躍してるのを見るとなおさらそう思わざるをえません。
打線の立て直しが上位進出への鍵になりそうですが駒は揃っているように思います。後はもうワンピース埋まればって感じでしょうか。
助っ人やトレード、はたまた若手の台頭かが待ち望まれますね。
5位のロッテですがどちらかというと投手の整備が必要ですかね。
マリンシートの設置によりホームランの数は増えましたが被弾も増えるというホークスがホームランテラスを設置した時と同じ現象が起きています。
被弾が増えるのは仕方のないことですがいかにランナーを貯めた状態で貰わないかが重要です。
2ランや3ランばかり浴びていたら失点が増えますからね。伸びた得点力を活かす戦い方をしていけるかが今後の鍵です。
6位のオリックスですが厳しいだろうと予想はしていましたが思ってたよりは数字は悪くない印象でした。
問題は圧倒的に足りない得点力でしょう。
先発は山岡、山本、榊原、アルバースと頑張ってはいます。特に山本はホークス戦で見せた2回の好投が印象的です。未来のオリックスのエースとなる器を感じました。
それを援護できない打線がやはり問題です。実績のあった選手が去りかなり若手主体となっているので仕方のない部分もあるのですがさすがにこの得点力では厳しいと言わざるを得ません。
逆にそれさえ解消してしまえばまだAクラスは全然狙えるのでは?とも思います。
今年は若手野手育成に1年を使うのかなという気もしないわけではありませんが来年以降に繋がる選手起用でチームの底上げをしていって欲しい所です。
手本になるベテラン選手が見当たらないのがちょっと気になります。トレードでとれそうなベテランはいないんですかね…
本来ならT-岡田がそいういった年齢になってきてはいるのですが今年も不調のようなので自分の事で精いっぱいな気がします。
と、各球団の分析を私なりにしてみました。
まだ開幕1ヶ月なのでこれから交流戦も控えていますしどうなるかはわかりませんね。
ただこういったデータを元に情報を読み取って自分で考えてみるというのも野球の楽しみ方の一つなのでぜひやってみてください。
それでは今回はこのへんで。
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