鷹祭サマーブースト最終戦となる日ハムとの16回戦は3-2で勝利。
大関が7回途中までノーノーピッチも代打野村の逆転2ランを浴び逆転されるも8回2失点の好投。
9回に途中出場した甲斐が2連続で1塁ランナーを刺したことで流れを呼び込むと栗原・山川の連打から近藤が敬遠され正木の犠牲フライで同点、柳町のサヨナラタイムリーで勝利となりました。
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8回2失点の好投
大関は今季の中でもかなりの好投を見せてくれましたが7回に初ヒットを浴びると1番打たれてはいけないホームランを野村に打たれてしまい勝ち投手とはなれませんでした。
ヘルナンデスが連日打ち込まれたので8回まで投げ切ってくれたのもありがたかったです。
全体的に見れば間違いなく好投でしたが相手投手が悪すぎましたね。
伊藤は7回を栗原のソロにみのみに抑えて90球とまだ余裕があるのかと思いましたが8回からは継投に入りました。
正直完投されてもおかしくないかと思いましたが継投に入った事で9回の田中正義を捉える事ができました。
大関もなかなか勝ちがついてきませんがこの試合のようなピッチングを今後も続けていけば2桁は勝てると思うのでへばらずにシーズン投げ抜いてほしいと思います。
甲斐キャノン
正直かなり厳しい展開だなと感じていましたがゲームの流れって分からないものですね。
9回から投げた澤柳が3者凡退ですぱっと攻撃に行って欲しいと思ってたら1アウトから五十幡に四球で出塁され嫌な空気に…
ですが五十幡が2球目でスタートをきるも甲斐キャノンで阻止。
足の速さだけなら球界でも屈指のランナーを完璧に刺してみせました。
松本にはヒットで出塁されるもまたも甲斐キャノンと今宮のタッチで盗塁を阻止し2連続キャノンでチェンジとなりゲームの流れがちょっと変わりましたね。
五十幡の盗塁が成功していたら1点取られてほぼ詰みだったのでマジでこの盗塁阻止はデカすぎました。
甲斐は年々盗塁阻止率が低くなってると言われていますがまだまだ健在ですね。
甲斐の送球もですが今宮のタッチ技術もかなりのもので大分出身のコンビがルーキーを助けて2勝目をプレゼントしたような形になりました。
慶応コンビ
ルーキーの廣瀬は1軍からいなくなってしまいましたが柳町と正木の先輩コンビが最終回に大仕事でした。
栗原、山川の連打でチャンスを作ると近藤は申告敬遠でノーアウト満塁。
絶対に3塁ランナーは返さないといけない場面できっちりとライトフライを打つことができました。
よく最低限なんて言いますがそれも本来は難しいですからね。
最低限=簡単ではありません。
ここまでノーヒットだったので代打が送られてもおかしくない場面でしたが8回に中村晃を代打で使っていたのでそのまま打席に送られたってとこでしょうか。
続く柳町も7回のチャンスでは三振に倒れたリベンジをここで果たしました。
2人とも最近は相手投手の左右に関係なくスタメンが増えてきましたね。
今の調子を維持したまま終盤まで戦っていってほしいと思います。
今や2人とも欠かせない戦力となりつつあります。
8月6日の予告先発
ホークスはモイネロ、ロッテは小島です。
両者好調なチーム状況での対決になります。
モイネロは今季2戦投げてますが勝ちはなく1敗。
防御率も2点台後半とやや苦手にしているチームですがある程度はげ0無を作ってくれると計算はしてよさそう。
対する小島は対ホークスは1試合のみでぼっこぼこにされています。
北九州で4回を投げて7失点と大炎上。
リベンジに燃えているはずですが今季はいい時と悪い時の差がはっきりしすぎていて投げてみないと分からないって感じですかね。
直接対決となり勝てば優勝にどんどん近づいていけますが3タテをくらおうものならちょっと雲行きが怪しくなっていきます。
敵地での3連戦ですができれば勝ち越していきたいカード。
3戦目が石川が1軍復帰というニュースもあるのでできれば2戦目までに勝ち越してしまいたいですね。
※石川は千葉での相性はいいのでもちろん期待はしています。