3連敗の壁を突破してしまい去年の12連敗の影がちらつく西武との23回戦は3-1で勝利。
先発の松本晴が6回途中を1失点8奪三振の力投で今季2勝目。
待望の救世主の登場ですね。
リリーフも若手を中心にリードを守り8回杉山、9回ヘルナンデスが前日の失敗を取り返す零封で逃げ切れました。
打線は武内から2点を先制し8回には全員野球で1点をもぎ取ってリリーフ助けました。
もっと打って欲しい所ですがゲームの流れ的にも絶対に欲しい所で1点を取れたところは評価できます。
ノーヒットが続いていた正木にもようやく1本が出てそれが先制点に繋がりました。
復調のきっかけにしてさらなる成長に繋げてほしいです。
目次
松本晴2勝目
西武3連戦は先発は本当に頑張っていましたね。
看板投手の有原とスチュワートが好投しながらも敗戦し本当に嫌な空気だったのですが2年目の松本晴がそれを吹き飛ばす快投でした。
去年は1度先発しましたが結果は出せず…
今季も怪我から始まりましたが乗り越えた先の少ないチャンスを1回で結果を出してみせたことでローテ争いにくいこむことができました。
こういう少ないチャンスで結果を出す選手が主力になっていくんですよね。
主力に疲労や怪我人がでてきたこの時期にこれだけのピッチングをしてくれるとはまさに救世主。
本人にとってもチームにとっても大きな1勝になりました。
センター周東の強み
守備固めで出てきた周東が大仕事。
このワンプレーが無ければ9回で決着とはならなかったでしょう。
杉山が1アウトから2ベースを浴びて2アウトまで漕ぎつけるも前日決勝弾の外崎の振りぬいた打球は外野を抜けようかというあたり。
1点を許さない守備の為の外野前進守備だったので万事休すかと思われるもセンター周東がほぼレフトの打球に追いつくという超ファインプレーで杉山とチームの窮地を救いました。
この守備だけでもう使う価値があるんですよね…
今年はセンター一本で出場を続ける周東が魅せてくれました。
栗原のバント
周東のファインプレーでい流れの中で戦闘の今宮が四球で出塁すると3番栗原はバントの構え。
3番にバントって普通はさせないんですけどまぁ1点ほしいもんな…
って思ってると牽制悪送球で今宮は2塁へ。
さすがに打たせるかと思いきや3塁へ進める為のバントをさせました。
SNS見てたらありえないとか批判的な意見がかなり多かったのですが個人的にはありでした。
というのもランナーがいる場面での栗原って凡退する時の内容がすごく悪いんですよね。
打つ時は打つのですが打てなかった時にランナーを進める打撃というのがほぼできてないんです。
それでも得点圏打率が高ければ打たせるという選択もありなのですが今年は得点圏打率の方が低いんですよね…
試合の状況的には絶対に1点はほしい場面。
守備からのいい流れからでのチャンスでものにできなかれば前日までの試合の流れ的にも苦しくなるのはあきらかで得点の期待値が高いのはランナーを3塁においての山川、近藤での勝負だと監督は思ったのでしょう。
結果的に山川は申告敬遠で近藤が犠牲フライで1点を奪うという形になりました。
ヒットがでなかったことを考えると栗原の場面での送りバントは結果的には正解だったのかなと思えます。
2点、3点取るならバントはなしなんですけどね。
1点でいいならバントも場面だったと思います。
9月10日の予告先発
ホークスは石川柊太、楽天は古謝です。
いい形で連敗を止めたので一気に再加速したいホークスは石川柊太が先発。
前回は6回無失点の好投で4勝目を挙げました。
なかなか先発では好投が2回続かないのは気がかりですが前回のようなピッチングができれば問題はないでしょう。
なんんせよ立ち上がりが大事です。
楽天先発は古謝。
対ホークスは防御率4点台も現在は2連勝中と相性はいいので要注意。
5回か6回で交代する感じですかね…
あまり苦手意識をつくりたくないですし打線が打ち崩して勝利というのが最近はあまりないのでそろそろ打線爆発をみたいところ。
連敗も止まり若鷹が躍動してますがオスナが緊急来日からの3軍戦登板ということで抑えが埋まる可能性がでてきました。
藤井や松本がいなくなった今まさにリリーフの救世主となってくれるのか。
早目に復帰できるなら優勝へ向け最高の戦力アップとなりそうです。