やりました!
リーグ優勝、CS優勝しての日本一を3年ぶりに達成できました。
この日の為に応援してきたんだって感じですね。
それにしても強かった。
2~3年はこの強さを維持できそうなのもすごいです。
ホークスが10年かけて作り上げた育成システムの完成を印象付けました。
もう試合が終わってそろそろ1日経つので本当に簡単に試合のポイントを振り返りたいと思います。
目次
初回の攻防でほぼ決まった
先発の和田がいきなり若林に2ベースを打たれ2戦目のウィーラーの本塁打以来の長打を浴びてゲームがスタートしました。
スタメンを大きく入れかえてきた巨人のその成果をいきなり出されてしまいましたね。
そして2番に入った坂本がタイムリー2ベースで初めて巨人がこのシリーズで先制&リードを奪いました。
なおノーアウト2塁のピンチでしたが丸はファールフライ岡本は三振とわりと簡単に2アウトまでいけたのはデカかったですね。
ここからウィーラーには見極められ四球で歩かせ中島とのベテラン対決に。
正直この勝負が1番の見どころだったかもしれませんね。
和田が早々と追い込むも中島は9球もファールで粘り最後は14球目で空振り三振に仕留めました。
見てるこっちも手に汗を握る対決で見ごたえがありましたが最後はボール球に手を出してしまいましたね。
結局坂本の後に続けなかったことで1点どまりになったのが勝負の分かれ目になったと思います。
丸と岡本の中軸がランナーを返せないのではこうなるかなという感じもしました。
初めてリードを許した状態で迎えたホークスの攻撃でしたが1アウト後に中村が2ベースで出塁すると柳田が初球のフォークを完璧に捉えて逆転2ラン。
テレビの前で叫びましたねあれは。
これが千両役者ですよ。
正直あれだけ巨人が苦労してリードを奪ったのにたった一振りで逆転されたのですから巨人の心をへし折った一撃だったと思います。
初回でしたがこの時点で8割くらい勝てるなって感じになりました。
2回にも9番の甲斐のシリーズ2本目となる2ランが飛び出てジ・エンドでした。
和田は2回もピンチを作ったことと初回で30球投げたことも相まってわずか2イニングで悔しい交代となりましたが初回のピンチを1点で抑えたことでこの試合の役割を果たしてくれたのではないかと思います。
この後打撃陣は追加点は取れませんでしたが今の巨人相手なら十分すぎるリードでしたね。
元々ホークスは先行逃げ切りのチームですから問題はなかったと思います。
戸郷がかなりよかったですからね。
なんで先発しなかったのが不思議でなりませんでした。
盤石リリーフ陣
先発の和田を早々に諦めましたが2番手の松本がかなりよかったですね。
和田の思いものせてのピッチングには来季への飛躍を感じさせるものがありました。
今年は開幕ローテを争いながらも第2先発としての開幕1軍で不調でわりとすぐに2軍落ちと悔しいシーズン。
中盤には中継ぎとして登板数を増やして自信を少しはつけられたでしょうか?
来年は先発としてもう1度見てみたいですね。
今の先発枠に割って入るのはかなり大変ですが潜在能力の高さは誰もが認めるところです。
巨人の4番岡本と同い年ですしそろそろ完全に1軍に定着してほしいですね。
背番号66が輝く日をファンは待ち望んでいます。
育成選手が活躍してドラ1位が活躍できてないとか言われるのはファンとしても悔しいのでそれを払しょくする選手になってほしいなと思っています。
松本の後は嘉弥真-高橋礼-岩嵜-モイネロ-森と繋ぎ森以外はパーフェクトリリーフを披露。
森は…うん、いつも通りでしたね。
日本一を決める時くらいピシャっと抑えるかと思いましたが3回連続優勝を決める時にグダグダとなりました。
抑えているのでいいんですけどね。
それが森唯斗です。
嘉弥真はワンポイントから1イニング任せれたりとフル稼働お疲れ様でした。
森にちょっと隠れがちですが彼も十分鉄腕ですよね。
4年連続50試合登板はすごいことです。
高橋礼も1年間よく投げてくれました。ですがやっぱ先発でみたいですよね。
オフはしっかり休んで怪我のないようにしてほしいです。
岩嵜は開幕時とは別人で完全復活ですね。
来年は7回の男として1年君臨してほしいと思います。
モイネロは個人的にはMVPでもよかったですよね。
3戦目乱れましたが9個のアウトの内に8個が三振という異次元さで相手を寄せ付けませんでした。
毎年結構投げているので故障だけが心配ですが体は強そうです。
帰国後もキューバで投げる予定というニュースをみたので大丈夫そう?
休んで欲しい気もしますけどね。
それにしても豪華な顔ぶれでしたね。
アンダースローの高橋と嘉弥真以外は150キロ超える速球の持ち主ですからね。
球の強さが半端じゃないです。
巨人じゃなくてもそうそう打てないメンツが揃っていました。
これが今年のホークスの強さの根幹っていうのを4戦目で見せる事ができたのではないでしょうか?
日本シリーズ表彰選手
MVPには栗原陵矢が選ばれました。
4試合で打率5割1本塁打4打点と1戦目と2戦目の活躍が光りました。
やはり菅野を打ち崩したあの本塁打でシリーズの流れをぐっと引き寄せたのがでかかったですね。
菅野を打てなかったらこの流れにはならなかったわけで…
MVPにふさわしい一打でした。
優秀選手には2戦目で7回無安打無得点のムーアとシリーズ通して活躍した柳田悠岐と中村晃が選ばれました。
敢闘選手は巨人の戸郷翔征でした。
デスパイネやグラシアル、モイネロといったキューバ勢も頑張りましたが惜しくも選外でしたね。
ですがその活躍はファンに深く刻まれたでしょう。
それと忘れてはいけないのは甲斐の活躍です。
なかなか守備面が評価されての表彰は難しいですが彼がいなければここまで巨人を抑え込めなかったですし打撃でも2本塁打と欲しい場面での一発が巨人に大ダメージを与えていきましたね。
影のMVPとも言える活躍でした。
挙げるときりがないのでこれくらいにしますがみんなで勝ち取った日本一という感じが本当にしますね。
総評
後半からの圧倒的な強さがそのままポストシーズンへの連勝とつながる日本シリーズとなりました。
対する巨人はほぼ何もできずに終わってしまった印象です。
連敗数も打撃面での成績も過去の日本シリーズで類をみない低い数値となり最低記録の数々を更新してしまいました。
セ・リーグ覇者がこれでは…という感じになってしまうのも無理はないですね。
根本的に何かを変えないと差は広がるばかりだと思います。
ホークスは更なる高みを目指して世界最高のチームを作ろうとしています。
それがパ・リーグ全体の底上げにもなっているようですしこれからも続くでしょう。
これで日本シリーズはパのチームが7回連続で制覇したことになります。
このままでいい訳はないので時間はかかってもセ・リーグ各球団は改革の時なのではないでしょうか。
とまぁ問題提起はこの辺にしてホークスファンの自分としては最高のシーズンでした。
序盤から中盤は本当に苦しかったのですが後半でギアが入ってからは強かったですね。
今日からシーズンオフですが既に来年へ向けた動きも活発になってきました。
ヘッドコーチに小久保裕紀氏を招へいしたりと未来を見据えた動きも見せています。
今年は選手にとってはかなり短いオフですがしっかり休んで来年に備えて欲しいと思います。
コロナで大変でしたがS15な1年をありがとうございました。
このブログを読んでくれた方にも感謝です。
2020年シーズンは終わってしまいましたが来年もよろしくお願いします!
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