広島3連戦の2戦目は11-1で勝利。
スタメン起用が予想されていた渡邉陸が大関とのバッテリーでプロ初スタメンとなった試合ですが衝撃のデビューとなりました。
初回は荒れ気味だった大関を2回以降はしっかりと落ち着ける好リードで7回を1失点にまとめあげ打つ方ではプロ初安打が3ラン。
衝撃のプロ初ヒットからの2打席連続ホームランを広島のエース格の森下から放ってみせましした。
3打席目も技ありのタイムリーで計5打点の大活躍。
ホームラン2本とも逆方向への打球で打撃が売りと言われるだけの事はあるバッティングを見せてくれました。
藤本監督が試合途中で使うようなタイプではないと言ったのも納得ですね。
この試合の結果と内容だけで甲斐からレギュラーを奪えるなんてことはありませんが久々に現れた打てる大型捕手の登場に期待は膨らむばかりです。
栗原のように打撃を活かす為にコンバートなんて事はないようにしてほしいですね。
甲斐も30代に入るので栗原の時とは事情が違いますし次代の正捕手候補として育成していくべきでしょう。
捕手能力はまだまだ甲斐には及ばないと思うので打撃も磨きつつ捕手としても成長して2~3年後には甲斐を脅かす存在になってほしいと思います。
その渡邉と組んだ大関もナイスピッチングでした。
危なかったのは初回だけでそれ以降は打たせて取る持ち味を活かしたピッチングで広島に反撃の隙を与えませんでした。
球数も余裕があったようでしたが7回までで降板。
余力を残して次の登板に臨むことになりそうです。
今や1番安定感のある先発と言ってもいいかもしれませんね。
今までは甲斐と組んでいましたが渡邊とのコンビも2軍でやっていたので問題なさそうです。
来週もこのコンビでやってもらって甲斐を少しでも休ませるようにすると甲斐の負担も減ってコンディションが上向くなんて事もあるかもしれませんね。
レギュラー捕手が甲斐であることに異論はないのですが明らかに疲れているように見える時も出続けていたのでこれでその状況が少しでも変わればと思います。
杉山とのコンビも見てみたいものです。
打線の方は渡邉だけでなく全体的に好調でしたね。
広島とは相性がいいのもあるのでしょうがこうも繋がるとは…
5月は好調だった森下からこんなに打てるとも思っていませんでした。
初回に先制許して3者凡退で立ち上がった時は厳しい試合になりそうだと思ったのですがあっという間の逆転劇でした。
心配なのは三森とギータでしょうか。
三森は絶不調を脱したかなと思っていましたがこの数試合でまたひどくなりましたね。
2軍に落とす必要はないので打順を変えるか一旦休ませるという措置が必要なラインにきたかと思います。
スランプを脱するという経験もレギュラーには必要なのである程度は我慢も必要ですがさすがに長いですね…
牧原や周東、野村、川瀬と内野陣がひしめいているので調子のいい選手は使っていきたいところです。
広島戦では全体的に調子がいいのでいいですが横浜戦みたいな展開になると大ブレーキになる選手が1番というのはどうしても悪目立ちしがちになるのでそうなる前に対策してほしいところです。
1番いいのは三森が復調することなんですけどね…
29日の予告先発はホークスは和田、広島はアンダーソンです。
和田はいつも通り5回か6回までを全力で投げるでしょう。
それまでにリードを奪えれば2勝目が見えてきそうです。
リリーフは間違いなくつぎ込むことになりますが大関が7回まで投げてくれているので和田が5回まででもなんとかはなりそうなのが有難いです。
広島のアンダーソンは新加入の助っ人。
苦手の初物ですが左腕じゃないだけまだマシかも…?
好調の打線が3戦連続で広島の先発を飲み込むのかはたまた投手戦になるのか…