台風で移動ができるか懸念されていたロッテとの19回戦は4-0で勝利。
9連戦の最終カードの初戦をとる事ができました。
初回こそヒットと四球でピンチを招くものの無失点で立ち上がるとその後はするするっと103球の被安打4で完封し相性の良さを見せつけました。
2連続6失点で心配されていましたが無事にエース復活。
あといくつ勝ち星を積み上げられるかにも注目です。
打線は石川を打ち崩して4回で4得点。
前日に続いてYM砲に一発が飛び出し好調の山川を歩かせての近藤でとどめのタイムリーとなりました。
目次
有原完封
初回以外はピンチらしいピンチもなく104球で今季2度目の完封勝利となりました。
いつもなら打ち込まれても6回7回まで投げるのですが前回登板は早めに降板。
チームは埼玉からの移動で大変だったようですが有原は休養ばっちりで臨めたのが功を奏したようです。
三振は少な目に打たせて取るらしさ抜群の投球内容で11勝目。
2試合打ち込まれた事で防御率は悪化しましたが勝ち星は依然としてリーグトップに君臨しています。
宝石のように輝くピッチングで勝ち星をこれからも積み重ねてほしいと思います。
9連戦中はなかなか苦しかったですが終わりよければ全て良しです。
1番苦しい最終カードで完封はさすがとしかいいようがありません。
YY砲
開幕時のYY砲は柳田・山川だったはずなのですが今や柳町・山川になるなんて開幕時にだれが予想できたでしょうか。
柳町の進化が止まりません。
あんなに強い打球を打てるバッターだったんですね。
去年までは野手の間を抜けたり外野手の前まで運ぶシングルヒット狙いのバッティングが中心の選手だと思ってましたが今シーズンから外野手の頭の上を超える打球がほんとに増えましたね。
ストレートも引っ張りで強い打球が打てるようになり投手からしたら一段と怖いバッターになったと思います。
状況に応じて今までのようなヒット狙いも当然できるわけで割と理想の3番像に近いバッターになりつつある印象です。
元々チャンスには強いバッターですからね。
課題だった対左も去年までよりよくなってますし少しずつ穴のないバッターになていってませんかね…?
このバッターの後ろに控えるのが好調の山川に近藤とか相手投手から見たら地獄でしかありません。
栗原が自打球で休養の間の急造3番かと思いましたがこれは意外にはまっているのかもしれません。
これに触発されて栗原も更に進化してくれるといいのですが…
8月16日の予告先発
ホークスはスチュワート、ロッテはカイケルです。
安定感はチーム随一のスチュワートが先発。
相手は2015年サイヤング賞投手のカイケル。
36歳の技巧派サウスポーのベテランですがメジャーでの実績は十分すぎる大物です。
スチュワートも全米ドラフト一巡目指名された逸材。
いよいよ今季その才能を開花させつつある有望株とメジャーでサイヤング賞の獲得経験のある投手との対決は見ものですね。