甲斐打線爆発

7月初の連勝とカード勝ち越しをかけたロッテとの15回戦は6-4で勝利。

 

オールスター前の大一番を勝ち越して一安心。

 

初先発の大山は3回3失点と精彩を欠き、中軸も近藤のヒット1本と元気がありませんでしたが6番以降の選手たちが大活躍し先制を許しながらも見事な逆転勝利。

 

4回からはリリーフを注ぎ込んで逃げ切り2位ロッテとのゲーム差を8にすることができました。

 

8回の攻撃時にコカ・コーラシートの観客が身を乗り出してファールボールをキャッチするというアクシデントもあり流れが一瞬不穏になりましたがなんとかなりました。

ホロ苦いプロ初先発

石川、東浜、和田らベテラン勢の不調で出番の回ってきた大山がプロ先発でしたが毎回失点の3回3失点で無念の降板。

 

初回から連打を浴びてあっという間に先制を許しましたが周東の好守備もあって最少失点でのりきって波に乗るかと思ったんですがね…

 

2回の先頭打者のポランコにはいきなりホームラン。

 

ここまでならまだよかったんですけどね。

 

2回裏に甲斐の2ランで追いついた直後にも先頭打者を出すと2アウトまでいきながらもソトに浮いた変化球をレフトに運ばれて3点目を献上。

 

岡を打ち取りましがここまでとなりました。

 

リリーフの時のような豪快さはなく勝負球は浮いてしまうというピッチングでチャンスで一発回答とはなりませんでした。

 

これですぐ次のチャンスというのはチーム事情的にもなさそうな気はしますがこれで先発失格というわけはないでしょう。

 

これも糧にして成長してほしいと思います。

 

同じルーキーの澤柳がかなりいいピッチングをしたのでかなり対照的になってしまいました。

 

ですが近年で見られなかったルーキーでの継投というのも今年のホークスがいつもとは違うんだなって思えるシーンでした。

正木のチャンスメイク

ヒーローにはなれませんでしたが正木の活躍抜きにこの試合の勝利はありませんでした。

 

6回の勝ち越し時には2アウトからヒットで繋ぎ牧原、甲斐と3連打で勝ち越しのきっかけを作りました。

 

8回にも近藤がヒットで出た後にポーンとレフト前ヒットで繋ぐと甲斐のタイムリー2ベースを呼び込みました。

 

この日は周東や甲斐が目立つ活躍をしていたので3安打したのにも関わらず扱いが小さめですが間違いなく大きく勝利に貢献したナイスバッティングでした。

 

一時期は調子を落としたように見えましたがまたのびのびした打撃が戻ってきました。

 

その内にホームランもでそうですね。

9番周東の脅威

1番周東は打撃好調時にはめちゃくちゃ攻撃力が高くなるのですが栗原同様に調子の波は激しめの選手なので不調時の扱いには困るんですよね。

 

ですが1回表の岡の外野を抜けそうな当たりを捕球したりとその脚力と守備力での貢献度は計り知れません。

 

調子が悪くても使うとなると9番周東というのは最もいい手段なのかもしれません。

 

最も周東のすごさを見せつけたのは5回の攻撃時。

 

ヒットで出塁するとすぐさま二盗。

 

今宮の振り逃げの間に3塁へ進塁。

 

このプレーが1番意味不明でしたね。

 

振り逃げの間に進塁とか見た事ありませんでした。

 

捕手の佐藤は1度目線で制したように思いましたが1塁への送球は緩めで投げた瞬間に周東は3塁へ。

 

もしかしたら佐藤の癖まで知っていたのかもしれません。

 

足の速さや走塁技術だけでなく野球脳が優れているんですよね周東って選手はね。

 

味方の調子まで把握してあの当たりなら抜けるから思いっきりスタートをきるといういうこともできてしまう選手なんですよ(WBCの時)

 

こういった事ができる選手をベンチにするのはやっぱもったいないです。

 

調子が悪ければ9番で復調を待つというのも今後の起用を考える上で有効な選択肢になりそうです。

甲斐3安打5打点

欲しい所でのホームランに勝ち越し打と追加点と甲斐が5打点の大暴れで勝利に大きく貢献。

 

澤柳以降の投手も上手くリードして4回以降は1失点。

 

不安定な藤井と津森も自信を取り戻せたでしょうか。

 

今年は海野との併用で出場機会は去年よりも減っていますが調子時代はここ数年では1番いいように思います。

 

正捕手の立場を取ってからはポストシーズンは国際試合も含めて出続けていたので疲れがたまっていたのでしょう。

 

適度な休養はパフォーマンスをあげます。

 

特に捕手というポジションはプレッシャーもハンパじゃないですからね。

 

なんだかんだ勝った試合は甲斐がスタメンってのが多いので夏場にかけて出番が増えていきそうな気がします。

 

間違いなく必要な戦力なのでちょっと気が早いですがFAの動向が気になるところです。

7月19日の予告先発

ホークスはスチュワート、西武は武内です。

 

オールスター前最後のカードは西武との3連戦。

 

おそらく武内、今井、隅田の表ローテ3枚との対決になるはずです。

 

ホークス不調の入り口となった武内との対決なのでそろそろ打ち込んで嫌なイメージを払拭しておきたいところ。

 

スチュワートは安定感だけでいけばチームの中でも高い投手。

 

2試合連続でHQSと2桁奪三振と成長は感じさせるピッチングをしてはいます。

 

周囲の期待値が高いので物足りなさがつきまといますがここでチームが苦手としている武内に投げ勝てば一気に評価もあがることでしょう。

 

快投を期待したいししてもいい投手だと思います。

 

打線の方はいい加減に何か対策を講じて打ち崩してほしいと思います。

 

山川が復調気配はあるのでここいらでまた一発放てるといいのですが…

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