西武3連戦の2戦目となった11回戦は3-2で勝利し3連勝。
連勝ストップしてしてすぐ3連勝と勢いが止まりません。
正直、負け濃厚の試合でしたが一振りで文字通り全てをひっくり返す試合となりました。
目次
大津6回2失点
久しぶりの先発となった大津は6回2失点でゲームメイク。
ただその2失点の仕方が痛すぎましたね。
先制してもらった直後の逆転2ランを被弾してしまいました。
1アウトを取った後に蛭間に初球をはじき返され、続く若林にも初球をレフトスタンドまで運ばれてしまいました。
これが唯一の失投でしたかね…
点を貰った直後でしたがまぁ1回裏の攻撃は正直もっと点を取れる展開だっただけに嫌な流れがちょっとありましたね。
ですがその後はきっちり修正し3回から6回まで三者凡退を積み上げていくのはさすが。
低調気味の西武打線とは言えよく投げてくれたと思います。
終わってみれば被安打2なので2回に打たれただけだったんですよね。
球数は87球とまだ100球未満でしたがスタミナ面が不安ということもあり6回で降板となりました。
1年ローテで回って欲しいのであまり無理はさせないってことでしょうかね。
2年目とは言え先発1年目、手探りだとは思いますが1年完走して欲しい投手の1人です。
ストレスのたまる攻撃の連続も
相手先発は今季初登板となる渡邉でした。
初回から周東、野村勇に連続四球と荒れた出だし。
チャンスで柳田に回るも空振り三振。
ここでうーんとなりましたがバッター山川の場面でまさかのダブルスチール。
ゲッツ―の心配が減ったことで気楽に山川が打てるかと思いましたがサードゴロでその間に1点。
近藤に期待しましたがレフトフライに倒れノーアウト1塁2塁でクリーンアップに打順を回すも1点どまり。
というかノーヒットで1点取っただけに終わってしまいました。
なんか嫌な感じがすると思っていたらすぐに若林の2ランで逆転されてしまいました。
2回も先頭の栗原が四球で歩くとリチャードがヒット。
海野は送りバントを試みるも失敗してしまい流れが悪くなりました。
ここで攻撃の流れが一気に悪くなりましたね。
渡邉は打ち崩せそうでなかなか崩せませんでした。
ほぼ毎回のようにチャンスを作りますが海野や近藤が併殺で1点が遠い展開。
正直バント失敗に併殺と海野にとってはかなりしんどい試合になりました。
守備ではベンチに飛び込みながらのナイスキャッチもあったりと見せ場は0ではありませんでしたがマイナスの方が目立ってしまいました。
それでも6回のチャンスの場面で代打を送らなかったりと小久保監督は最後まで海野に試合を任せました。
成長して欲しいという意図も感じ取れますし期待に応えて欲しいですね。
再三のチャンスを潰しながらもこのこのままいけば試合最後と思われるクリーンアップに回る8回にドラマが待っていました。
先頭打者の柳田が軽くヒットを打つも山川は三振。
それでも山川は7球投げさせるなどかなり粘ってはいましたけどね。
それが効いたのか、山川に神経使いすぎて疲れたのか近藤が高めの直球を弾き返し打った瞬間確信の逆転2ラン。
割とストレスの溜まる攻撃の連続でしたがそれを全て吹き飛ばすホームランでした。
前の打席で痛恨のゲッツーもありましたがそれまでの打席ではいい感じで打っていましたら調子時自体は悪くなかったんですよね。
相手投手の松本航も今季好調でチーム事情からリリーフに回っていたのですが…
西武のチーム状態が悪すぎて気の毒という他ないです…
なんにせよ、負けそうな試合を一振りでひっくり返すホームランの強みがでた試合でした。
贔屓球団ながら山川の後に近藤がいるのもうずるいですね。
2番近藤も見てみたいですが今の5番近藤も山川を活かすという点ではありなのは間違いではないと思います。
栗原が5番でも今くらいずっと打てるなら2番近藤が現実味を帯びてくるのかな?
5月19日の予告先発
ホークスは大関、西武は武内です。
ローテ変更してきた西武ですが日曜日は武内でした。
現時点で新人王の最有力候補の投手ですね。
今季は1度対戦して8回を無失点に抑え込まれて敗戦。
5試合登板で3勝負けなしの防御率1.50とここまではエース級の活躍をしています。
ただ100球越えると交代してくるのでなんとか球数を稼いでリリーフ勝負に持ち込めれば勝機はありそうです。
大関は前回登板が雨で流れたので5月1日以来の先発。
19日は晴れですがそもそもドームなので関係ないですね。
あまり長いイニングを投げられていないのでそろそろ6回とは言わずに7回8回を投げて欲しいところ。
連打はそこまでないチームなのでランナーを置いての一発に警戒してほしいですね。