日ハムとの首位攻防3連戦の初戦は9-4で勝利し和田が今季初登板初勝利を挙げました。
大事なカード頭をとれたのはでかいですし勝ちパターンの投手を使わずにリリーフ陣が無失点リレーと今後の好材料も見られるナイスゲームでした。
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5回4失点の和田
シーズン開始前から色々あって調整だけでなくメンタル面も心配な和田でしたがなんとかここまでたどりつきましたね。
5回91球で被安打8、奪三振5、四球1の4失点と満足のいく出来では決してなかったと思いますがベテランにとっては勝ったという結果が何よりも大事でとても重いんですよね。
去年は好投しても勝ちがつかなかったり消されたりも多かったのでたまには野手陣に助けてもらうのも悪くはないでしょう。
なにはともあれ和田のシーズンが無事に勝利で飾れてなによりですし次は結果も内容もいいものにしてくれればいいかなと思います。
4失点はしてますけど5つの三振と4回の1アウト満塁のピンチを犠牲フライのみで凌ぎきるのはさすがといったところ。
その好機を活かしきれなかった日ハムはそれ以降得点できなかったのでそのイニングが実はターニングポイントだったのかなと思います。
山川連発
打ち始めると止まらない4番の山川が今季2度目の2打席連続弾。
初回のチャンスは三振でしたが2打席目には逆転2ラン、3打席目には勝ち越しのソロと和田は猛援護で勝利を手繰り寄せました。
これでまだ絶好調ではないという現在の2冠王。
ずっとホークスが欲しかった右の大砲の活躍で柳田もリラックスして打席に立てているように思えます。
去年の打点王・近藤は山川がランナーを掃除してしまうことが多いので去年ほど打点を稼げていない気もしますがそれでもリーグ5位の打点ですもんね。
クリーンナップ3人がみんな打つと破壊力がえげつない打線なのは間違いないです。
恐怖の9番打者
山川と同じくらい…いやそれ以上に暴れたのが三森でした。
牧原の怪我で出番が回ってきましたがここまで打撃での貢献が素晴らしいですね。
初スタメンの試合でも猛打賞を記録しこの日も3安打4打点1本塁打と大暴れ。
正直守備面では牧原に後れをとっていますがこれだけ打てる25歳を使わない手はないです。
守備に関しては牧原が上手すぎますからね。
牧原は復帰するころまでこの調子なら2人の競争になりますね…
これは熾烈な争いになりそうです。
4人の継投
和田が5回で降りてリリーフによる継投に6回から入りましたがいずれもナイスピッチングでした。
特にヘルナンデスは球威が凄まじく勝ちパターンに入れそうなピッチングでした。
長谷川もこれが現役ドラフトでとれた選手なのかって感じですし田浦の居場所がなくなりそうな活躍でしたね。
マジでリリーフ陣のレベルが今季は高いです。
この試合のリリーフ陣は普通の勝ち継投と言ってもいいくらいの出来だったのでした。
津森、松本、藤本、オスナが本来の勝ちパターンなんでしょうけど登板過多が怖いのでこの第2パターンもシーズン通して機能してくれると末永く活躍できるリリーフ陣が形成できそうでいいですね。
5月6日の予告先発
ホークスは有原、日ハムは山崎福也です。
さて早くも今季3度目の顔合わせとなる両先発です。
この組み合わせはホークスの2連敗中と相性は悪いですが福岡で投げ合うのは初めてですね。
必ず7回以上を投げてくれる有原が今日はどんなピッチングを見せるのか。
とにもかくにも初回と序盤をどう乗り切るかにかかっていそうです。
山崎の方はホークスには苦手意識は全くないでしょう。
3点以上を今季失点していないのでなかなか手ごわい相手ですが少ないチャンスをものにできるかどうか。
それとも予想を覆して打撃戦になるのか。
基本投手戦かなと思いますがシーズン後半も見据えてそろそろ打っておきたい相手です。