どーも、おっしーです。
プロ野球が開幕して約1ヶ月半、ホークスは開幕ダッシュにこそ失敗しましたが7月終了時点で順位は2位に1.5ゲーム差の首位につけています。
7月の月間成績は18勝9敗で貯金9とらしさを取り戻しましたね。
先発がゲームを壊さなくなったのが非常にでかいなと思います。
前の記事でも書きましたが観客が入ってからの強さはさすがというべきでしょうか。
ただ首位にいるとは言っても全く油断はできない状態です。
今回はこれまでの戦いとこれからについて考察したいと思います。
目次
中継ぎは盤石も先発はやや不安
ここまでの戦いでは中継ぎの活躍が目立ちます。
高橋礼、嘉弥真、モイネロ、森の4人は安定感抜群で先発がゲームさえつくってリードをしていれば勝てるという例年通りの形が今年もできあがりました。
去年と違うのは甲斐野の代わりに高橋礼が入ったことでしょうか。
怪我明けの影響から第二先発としてのリリーフでしたが最近では完全に7回の男になりました。
個人的には先発で見たい投手なのですがこのポジションにがっちりはまってしまっていてもう抜くことができない感じですかね。
怪我を考慮するなら絶対にいれてはいけないポジションだったのですがこれで勝てるようになってしまったので先発復帰は今年はないのかなと思っています。
7月最後の登板で同点の一発を浴びてしまいましたが嘉弥真もかなり調子がいいです。今まで1番いいんじゃないですかね?
モイネロも今年が1番調子がいいように思えます。脱三振率が驚異の17超えでリリーフながら奪三振ランキング6位の37個と抜群の安定感です。
森がいないなら間違いなく守護神で使いたい投手ですね。
ここまで20試合登板とちょっと登板過多気味なのが気になりますが工藤監督も今年はあまり連投させないようにとの配慮が少しは見えるので今後若手が出てきて勝ちのパターンで投げられるようになれば負担も減りそうです。
森は開幕当初は明らかに不調でしたが7月は完全に復調しランナーも許さないピッチングも増えてきました。
やはり鷹の守護神は森でしょう。
勤続疲労がどの投手も気になりますが今年もこの形を作れたのは非常に強いです。
先発は千賀が復帰したことで枚数がなんとか揃ったというところでしょうか。
ですが千賀は本調子とは程遠いと言わざるをえない状態です。
なんとか試合は作ってはいますが先発としての最低限の仕事はしているといった感じでエースの投球とは言えない試合が続いています。
怪我明けなので徐々に調子は上げていくと信じたいですがそろそろ本来のピッチングを見たいです。
開幕投手を務めた東浜も安定感こそありますが四球が多くリズムが悪いのか防御率の割には勝てないといった印象です。
ただここ数年では間違いなく調子がいいのでもっと勝てるようになると波に乗れそうなのですが…対戦投手もエースばかりなのでなかなか厳しいですね。
和田や二保も先発としては十分な働きをしてくれることが多くなり計算しやすくなりました。
特に二保は開幕から数試合は不安定なピッチングが続いておりいつ落とされてもおかしくない状態からここまでもってきました。
和田もベテランながら衰えない速球で三振を奪うなどホークスに復帰をした年を思わせるようなピッチングを披露してくれました。
怪我がないように慎重な起用にはなるかと思いますが貴重な先発左腕としてチームに欠かせない戦力ですね。
ここまでで最も先発として安定感があるのが石川柊太でした。
怪我あけということもあり1度登録抹消はされましたがテンポのいいいいピッチングで相手に考える間を与えない投球術を披露してくれています。
テンポがいいので打線もノッテいきやすいのか援護が多いですね。
こうしてみると今は安定感のある先発が多いのですが開幕時は四球がとにかく多くて先発が試合をつくれないことも多かったので本当に不安でした。
6連戦が続くので実はあと1枚足りてないのですがここが問題です。
バンデンハークとムーアが怪我で離脱した影響で木曜日が完全に穴になってしまいました。
ここまでは笠谷と板東でつないできましたが2人とも先発としての仕事はできませんでした。
このあと1枚をどうやって埋めるのかが今後の課題です。
2軍で大竹が好投しているのでそろそろ上げてくると思っていたのですがなかなか昇格してこないのはなぜでしょうか。
中継ぎにいる高橋礼も先発に回せればいいのでしょうが現状では難しそう…
8月も笠谷と板東でローテを回すのか大竹が昇格するのか
木曜を確定で敗北にしてしまうのはもったいないのでそろそろどうにかして欲しいですね。
リリーフは大丈夫ですが先発が1枚足りていないというのがホークス投手陣の現状でしょう。
細かくは触れませんでしたが椎野、泉、津森といった若手も余裕のある時にはかなり試しているのでシーズン後半に向けての準備なのでしょう。
このシーズン全体を見通した采配が功を奏すは見ものです。
野手の鍵は1番バッター!いかにギータと晃を活かせるか
観客が入ってからは得点力がかなり上がったホークスですがその原動力は間違いなく3番柳田、4番中村の並びでしょう。
出塁率が5割超えのギータと得点圏打率が規定打席未満ながらも6割超えの晃の並びが強力すぎます。
1、2番が出塁しなくてもこの2人だけで得点できることもあるくらいですが大量得点するにはこれでは厳しいです。
この強力なクリーンアップを活かすには1,2番の出塁が鍵となるのですがこの数年はホークスが苦しんでいる打順でもあります。
一時期は俊足の牧原が務めることも多かったのですが早打ちと出塁率の悪さであまり1番向きではないという印象でした。
今年も色んな選手が務めていますがここにきて1番周東が増えてきています。
しかも割と打つ。
1番周東がはまればこれ以上ない人選でしょう。
俊足なのでランナーに出るだけで脅威ですし相手投手の配球もどうしてもストレート主体になってくるので打者にも有利になります。
1番周東に求めたいのは出塁率です。
とにかくランナーにでる。
それだけで脅威になる。
それだけの武器を周東はもっています。
打率だけでなく周東の成績は出塁率に注目していきたいですね。
投手陣と同じく怪我人が多くでやすいので柳田もたまにDHにしたり今宮を休養させたりとかなり気を使った采配が見られます。
怪我人に苦しんできただけに6連戦が続く今年はかなり気を付けているようです。
これ以上の怪我人がでなければあとは内川やデスパイネ、グラシアルが戻ってくるでしょう。
大きくプラスが計算できるからこそ今の内に1,2番をしっかり組み上げておきたいですね。
今のホークス打線の穴は完全に下位打線なのですがキューバ組がもどってくれば自然と解消されるでしょう。
松田、上林、バレンティンにキューバ組と不調やいない選手が多い中で得点力は去年よりも上がっているように思えるので完璧な2020年版ホークス打線を早く見てみたいです。
今年の展望
現状では首位といい位置につけていますが今年のパ・リーグはかなり混戦でまだまだ分かりません。
8月までは同一カード6連戦も続きますし5敗とかすると一気に下位に叩き落される可能性だってありえるので本当に油断できません。
開幕当初はゲームを作れない先発と繋がらない打線でどうなることかと思いましたがかなり形が見えてきました。
この後怪我人が出ないのであればかなり未来は明るいのではないかと見ています。
油断は全然できませんよ?
まだどのチームにはチャンスは残されているともみています。
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