松本が好投も今季を象徴するような負け方

ソフトバンク 2-3 オリックス

4時間を超える試合を逆転負けで落とし連勝とはならなかった。

それでも収穫はあった。先発の松本裕樹が7回を1失点と好投し先発の役目を十分に果たした。だが相手先発のローチも負けないくらいいいピッチングをしており吉田正尚の同点弾が大きく響き勝ち投手にはなれなかった。

普通なら勝ち投手になれるピッチングだっただけにもったいなかったですね。

今日は打線に今までのつながりがなかったです。牧原が4回に先制打を放ちましたがその後の柳田が併殺打に倒れるなど一気に畳み込めずに1点どまりに終わったのが最後まで響いた形になった。

その後はチャンスらしいチャンスも作れず延長戦に入ってしまった。

中継ぎ転向の石川のピッチング

10回のオリックスの攻撃。中継ぎ転向した石川がマウンドへ。先頭の小田にいきなり3ベースを打たれてしまう。続く福田周平にセンターに運ばれあっという間に勝ち越しを許してしまった。その後はなんとか抑え最少失点で堪えたものの中継ぎとしては課題の残るピッチングとなった。

打線の粘りと詰めの甘さ

もう終わりかと思われた10回裏のホークスの攻撃。先頭の中村晃がツーベースで出塁すると松田を敬遠し代打の長谷川と勝負。長谷川が期待に見事にこたえタイムリーツーベースを放つ。一気に高まるサヨナラムードにオリックスは満塁策を選択。

1アウト満塁としたところでバッターは上林はショートゴロ。牧原もショートゴロ…

相手の満塁策に見事にはまってしまいサヨナラのチャンスを逃してしまい土壇場での粘りを見せたが詰めの甘さも見せてしまう攻撃となった。

結局12回まで戦い表の攻撃でオリックスに再び勝ち越しを許し裏の攻撃でもチャンスを作ったものの最後は併殺でゲームセットと勝てた試合を結果的には落とす結末となり接戦に弱いという今季を象徴するような試合だった。

この試合の最大の収穫は松本裕樹でしたね。苦しい先発事情の中かでこれだけ投げられるのなら次も投げさせたくなります。大竹に続き救世主となれるか注目です。

今日の予告先発

お互いにカード勝ち越しを懸けた試合の予告先発はホークスは武田翔太、オリックスは松葉貴大です。

武田は前回の登板で完封勝利を挙げローテに復帰。相性のいいヤフオクドームで4度目の完封を狙う。前回のピッチングがたまたまとは言わせないためにもまずは試合を作ることですね。完封とかしなくてもいいから7回2失点くらいでまとめてほしいところ。炎上か完封かの投手からの脱却を図って欲しいですね。

投げ方をスリークォーターからオーバースローに戻して前回のピッチングらしいので怪我だけには注意してもらいたいです。

オリックスの松葉は5月25日以来の先発。去年から調子を落としており復活をかける。

久々のカード勝ち越しチャンスなのでここは勝って次のロッテ戦に勢いをつけたいですね。

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