4年ぶりの日本シリーズとなる横浜との第1戦は5-3で勝利。
お互いに決定打がなかなかでない試合でしたが9回に試合が動きましたね。
勝ったのはいいけれど今後に不安の残る初戦勝利となりました。
目次
有原投打に活躍
有原が7回無失点でいつもの試合運びと2回には満塁のチャンスで2点タイムリーを放つなど活躍。
タイムリーに関しては打球が飛んだところがよかったですね。
序盤は少し不安定でしたが尻上がりに調子が上がっていきました。
牧と宮崎を完全に抑え込んだのは今後の収穫。
要注意のバッターを完璧に抑え込んでいくというのは甲斐が日本シリーズで毎回徹底しているので今回もその辺に関しては安心ですかね。
7回を104球で終われたので日本シリーズにあともう1回は余裕で投げられそう。
さすがエースの安定感で強力打線を擁するベイスターズを抑え込んでくれたのはさすがとしかいいようがないです。
近藤不在の打線
DHが使えないビジターの試合で近藤の扱いをどうするかが注目されていましたがやはりスタメンを外してきましたね。
さすがに無理はさせられないってことでしょうか。
そしてぬけた5番には栗原がはいり3番には今宮が入り本調子ではない柳田は1番というオーダーになりました。
今宮3番とは驚きましたね。
たしかにCSでは調子がよかったですが…
試合後のインタビューでは3番今宮の意図を答えていましたがう~んという感じ。
1番柳田、5番栗原が絶対だったらしいのでつなぎの3番という事で今宮になったらしいのですがまぁ意図したようには機能はしてませんでしたね。
それでも勝てちゃうから強いんですけど。
肝心の近藤ですが8回のチャンスで代打として出てきましたが栗原が送りバントをして1塁が空いていたことで秒で敬遠されて代走を送られて出番が終了してしまいました。
これがやりたかったことなの…?
これで得点に繋がればまぁよしだったのですが牧原はいい当たりも牧のファインプレーで阻まれてしまいました。
正直、攻撃面での采配は悉く外れていたという印象です。
短期決戦は1つの采配ミスで流れを全てもっていかれて終わることもあるのでここまで采配が外れると今後が不安です。
ですが9回には代打嶺井という采配を当てた事で3点を追加。
オスナが炎上しても逃げ切る事に成功したのはこの采配を当てたのが最大の要因となりました。
そういう意味ではまだ持ってる監督ということですかね?
やっぱり不安なオスナ
CSではほぼ完璧に抑え込んでいましたが今年最後の大一番で使いづらい守護神に戻ってしまいました。
9回で3点追加して5点差になったことで緊張感がなくなってしまったのでしょうか。
9回の追加点がなければ普通にサヨナラ負けでしたね。
5点も差あったのに一発出ればサヨナラとかいう同日にあったドジャースのワールドシリーズ第1戦のような展開にホークスファンの心臓は破裂しそうになったことでしょう。
シーズン中もよく合った展開とは言え守護神が3失点はさすがにあかんです。
シーズン中と同じ采配をするならば似た展開ならまだオスナを出すでしょう。
それで落としてもしょうがないと監督は割り切るつもりかもしれませんがファンはそうは思わないんですよね…
短期決戦では心を鬼にする采配も時には必要。
工藤監督はそうしてきました。
はたして小久保監督の采配はどう転ぶのか。
オスナの今後の起用法次第で日本リシーズの結果が変わるかもしれませんね。
ヘルナンデスがかなり調子よさそうに見えるので守護神起用でもよさそうですがね…
次の機会で普通に抑えてくれれば問題はないのですがDeNAはこの試合で間違いなく出てきたらチャンスだと思うようになったはずです。
10月27日の予告先発
ホークスはモイネロ、DeNAは大貫です。
予想通りにモイネロが先発です。
最近は本調子という感じのピッチングはできていない感じですが無難にまとめてくれはするでしょう。
9回の反撃で横浜打線に火がついていそうなのでそこだけが不安。
クリーンアップの前にランナーを貯めないピッチングをすれば大量失点は防げそうなのでそこがキーになりそう。
相手先発大貫は今季は対戦なしでシーズン6勝7敗の投手。
多彩な変化球で打って取らせるピッチングが武器の投手。
パ・リーグにはあまり多くないタイプの投手なので対策ができているかどうか…
投手戦になるか乱打戦になるかは正直わかりません。
この試合が終われば長く負けていない日本シリーズでのホームでの試合になります。
できれば勝って戻ってきたいところです。
この試合は仕事で全く見られないのが残念です。